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もうだめかもしれない。

大丈夫ですかと聞かれたら、はい大丈夫ですと言うタイプの人間です。

hitomishiri

私はあんまり人の目が見れない。

 

ここ数年で決定的にそのことに気がついて、割と愕然として。

 

というのは会社の先輩と喋っているときに私は全く普段通りのつもりだったのにも関わらずその先輩に半笑いで「全く目を見てくれないね」と言われたからである。

 

ショックだった。

ただ、言われてみれば見ていない。

というか、私は自分が対峙している人と自分との間にある空間を主に見ながら喋っているのだった。

私にとっては随分と長い間、それが「人と話す」ということだった。

 

悩んだ。

今まで私と話をしてきた人はみんな「この人全然目見て話さないな。けどそれ言うと傷つきそうだし、黙っとくか」というやさしい人たちばっかりだったということか。どれだけ人に気を使われて生きてきたのか。恥ずかしさと情けなさにやりきれない思いだった。

 

それから意識的に人の目を見て話したりもしてみたが、やはり続かない。

何が私のとってつらいのかと考えると、どうも話してるときに相手が一瞬見せる別の表情を見るのが異常に怖い、ということがわかってきた。

 

つまり、親しげに話している人が不意に真顔になってつまらなそうに見えたとき。あるいは一瞬顔を背けて顔を歪めたとき。あるいは不意に私から目線を外して遠くを見ながら何かを探すように目を動かしているとき。

 

そういうとき「この人、俺と話してるの退屈なんだろうな」とか「他の人が来るの待ってんだろうな」とか考えてしまい、もうそうなったらその先はアウトなのである。

 

なんなんだろうね、このマイナス思考。

ちなみに今の奥さんとはちゃんと目を見て話せるんですが、なんでかなーと思うと多分言葉と表情がリンクしている人だからかなーと思います。逆に言うと感情が顔に出るので、安心して喋れるというか。

 

なのでまあ、私はそういう人に会えてよかったんだと思って生きてます。

じゃなかったら今頃一人でどうなってたことか。

子供はバカでもいいので人の目を見てしっかりしゃべれる人に育ってほしいと思ってます。