torannpu
先日仕事関係の方からトランプをもらいました。
おしゃれな会社だったので頂いたトランプも当然おしゃれでございまして
こんな感じでスッケスケです。
カードの中央には地球がポップにデザインされ、
両端に飛行機が描かれるなど
全体的にテーマは旅行ということのようです。
そして、肝心の絵柄面は
こんな感じで世界各国の国旗になっているようです。
正直なところ大富豪で小学生の頃に祖母と対戦した際に
ボロ負けして号泣し
トランプを破ったという過去を持つ僕にとって
トランプで遊ぶ、という発想自体があまりないものでして
さらに言えばそれ以前に
トランプで遊んでくれる人も今のところ思い当たりませんので
一人でこのトランプで遊ぶことにしました。
題して
「どの国の国旗が出るかなゲーム」
です。
トランプと言えば52枚しか無いことが最初からわかっているカードですので、
自ずと選定される国名も絞られるというものでしょう。
世界広しと言えども、このトランプを作っているのもあくまで日本人。
日本人が52カ国をランダムに選ばなければいけないとすれば、
まあこの辺りを選ぶだろう…というのは何となくわかりそうなものです。
事実、先ほど何の気なしに一番上をめくったところスウェーデンが出た訳ですよ。
ははん、これはサッカー強い国入れてるな、と。
僕は人生30年間、もはや崇高と呼べるほどのレベルでスポーツをやっていない、未だにサッカーのルールもほぼ知らない人間ですが
昨今のサッカー崇拝風潮、マスコミュニケーションの洗礼を受けて何となく「サッカーと言えばこの国が強い」というのは知っています。
そして、おしゃれな会社のおしゃれな人というのは大抵サッカーは好き、という情報もあるルートから仕入れています。
何でも会社で同僚と観戦するとか、
早めに会社を退社してスポーツバー(あってるかしら)でパブリックビューイング(っていうんですか?)するとか
そもそも休んで実際に観戦しにいっちゃうとか
仕事しろ!
さ、ゲームを開始します。
一枚目…
まあ、最初からあたるということは無いでしょうが、
ここは手堅く…
ドイツ!
サッカー強いらしいし、日本人って外人と言えば大体アメリカ人かドイツ人だと思ってますしね。
さて、どうでしょうか。
どこ?
え、どこ?
めちゃめちゃ長い国名が出てしまいました。
僕が地理に圧倒的に疎いだけなのか、この国がレアなのか。
困った時はおしえて検索です。
これは結局…イギリスということ?
ウィキペディアを読んでも本当によくわからない。
僕は本当にばかなんです。
ということで、とりあえずここで大事なのは「ドイツではない」ということですので、次!
えー、じゃあ、絶対入ってるっていうところで、日本。
日本のトランプで日本が入っていなかったらシャレにもなりませんからね。
ウソでしょ?
まさかの二連続知らない国名。
いや、知らないのは僕だけで、日本のほとんどの人が知っている国かもしれない。
一般の人正解率98%の問題がテレビで出ていてわからない時の屈辱感をもう味わいたくない。
え、結局これもイギリスってこと?
イギリスどんだけ好きなの?
というか、本当に説明を読んでも理解が出来ずに悲しくなってきます。
もう、当てるとか当てないとか以前の問題です。
どうしよう。続けようか。もう少しだけ続けよう。やめてもいいことがあるわけじゃない。逃げないことが大事だ。
次は…よし。じゃあいっそのことイギリスにしよう。
グレートブリテンなんとかっていう正式名称で入っているに違いない。
それ!
見てくださいこの国旗のステキな色合いを。
一瞬トランプから光が溢れ出したのかと錯覚せんばかりの色具合です。
ジャッカー電撃隊が現れたのかと思ってしまいました。
もちろん皆さんはご存知かと思いますが、僕は高校時代地理2でしたので、早速検索です。
これもイギリスなの?
なんでチョイスをイギリスがらみからばっかりするの。
もっと世界にはたくさん国があるでしょ!
首都もビクトリアってまるでスキー用品が一式揃えられそうでめちゃくちゃ便利そうだし。
これはもう疑いようがありません。
きっと制作者はイギリス好きです。
ユニオンジャックの書かれたトートバッグを持ってローリングストーンズのあのベロ出てるTシャツを着てるに違いありません。
よし、わかった。じゃあもう一回イギリス来い!
ジョーカーが出てしまいました。
というか、ジョーカーがポーターさんっていうのはどうなんでしょうか。
荷物預けたら確実にそのまま持って消えそうです。
キングは機長でクイーンがCAさんなんでしょうか。
この辺でもう面倒になったのでひっくり返して調べたら
普通に日本とかアメリカとかドイツとかありまして
僕がひいたところがたまたま固まってただけのようです。
というわけで、皆さんもスッケスケの国旗トランプを入手した際には
ぜひこのゲーム、やってみてくださいね。
僕はもういいです。