時の旅人
どうも、hanadekameganetです。
画像はちょっと前のものですが、あまりに妻が私の部屋着がひどいというもので
「部屋着ってそもそも人に見せるものじゃないでしょ。いいじゃん別に」
と言っていたら写真を撮られまして、見せられたときの画像です。
これを見まして、ちょっと客観的に自分を見直そうと考えた、いいきっかけになった一枚です。
さて、今日は実家の母親から
「たまには◯◯ちゃん(妻の名前)に一人でお買い物でも行かせてあげたら?」
と提案があり、子供を連れて実家に行ってきました。
午前11時頃に家を出てクルマで30分ほど走ればもう実家です。
実家から離れた必要があるのかと100人が100人問いたくなるような場所で僕は元気に暮らしています。
真夏日ということもあり、外に出て長男を全裸にし、水責めにするという荒行もこなしました。
男子たるもの、そして我が家の後継者としてはこの程度のことで動じてもらっては困る訳です。
心を鬼にして息子に冷たい水を浴びせ続けました。
計らずもケツの蒙古斑を見つける形に。
長男も相当喜んでおりましたので、なかなか見込みがあるなと感じました。
ちなみに奥に見えるのはノッポさんでもデビュー当時のスガシカオでもなく、僕の母です。
【参考資料】デビュー当時のスガシカオ
そして、帰りがけにその母から3枚のDVDを手渡されました。
テプラで表面に貼られたラベルには僕と3歳上の姉の名前が。
どうやら、僕と姉が小さかった頃、父親が記録映像としてホームビデオで撮っていたものをDVDにダビングしたようです。
正直なところ、撮られた本人ですら見たくないと思うほど興味がない代物でしたので、世の中で俗に言う
「他人の子供の運動会のビデオほどクソつまらないものはない」説は恐らく本物でしょう。
とはいえ、両親からしてみれば大人になったとは言え僕らも子供は子供。
やはり何らかの形で成長の記録を残しておきたかったのでしょう。
家に帰り、見てみることにしました。
映し出されたのは実に24年前の世界。
世界というのは本当に時を刻んでいるものです。
顔の判別を付けることすら難しい粒子の荒い向こう側にかろうじてそれとわかる僕たち家族の姿が。
どうやらこれは僕の通っていた幼稚園のお遊戯会という発表会の様子を撮影したもののようです。
突然画面の前に奇声とともに現れ残像を残す5歳の僕。
絶対に大成しないであろうことが5歳の段階で確約されているのが見て取れます。
母親もさすがに若い。
次に映し出されたのは日本刀を高々と掲げる僕の姿です。
激しい切り合いが続きます。
やーっ
探し物中
そして静かに幕は降りて行きました。
次に映し出された僕はド派手な赤い衣装を纏っていました。
最初に見た時はこういう衣装で女の子が接客する居酒屋なかったっけということでしたが、どうも僕らは「ちびっ子忍者」というものに扮しているようです。
忍者がどうして赤と白というめでたい色合いなのかはさておき、日本刀の次に忍者とはなかなかに和風でまとめたチョイスです。
やーっ
お遊戯会はさらに続きます。
そろそろお気づきかと思いますがこんな感じで延々続いて行くようでして
この時点で開始から四時間近く経過しているようです。
自分の子供が出てても帰るたくなる人もいるんじゃないかと心配になります。
ここまできてようやく今までのはほんの肩ならし程度だとばかりに劇が始まります。
紹介していませんが、この前に楽器の演奏と合唱もしてます。盛り過ぎ。
そして始まった「金のがちょう」
僕は何の役立ったかというと…
兵隊であります。
やーっ
日本刀を掲げる少年剣士、忍者、そして兵士…
幼少期の僕にはなかなかに刺激の強いラインナップですが、画面の中の彼はあくまで愚直に己の役割をこなしています。
メインキャストのお姫様のすぐ後ろでベストポジションを抑える僕。
そのとき、画面が急に暗転しました。
ん?
何だ…
「これは、お母さんからあなたへのメッセージです」
か、母さん…
こちらからは以上です。
【おまけ】
息子バージョン