フィールド・オブ・わんにゃんドリームスという話
こんにちは、hanadekameganetです。
ここのところ僕の周囲からいろんなモノが消えて行きます。
母校である中学校も統廃合が決まったとのことでして
ますます僕の思い出の中にあるモノが失われて行くなと実感しております。
思い出は、記憶の中だけにあるからこそ、余計に美しいものに感じられるのでしょうか…
そんな中、新たに本日僕の前から姿を消すことになったモノが増えました。
こちらです。
なんと僕たち家族が行きつけのショッピングモールの中にある、主にファミリー層をターゲットにしたゲームセンターが…
まさかの閉店!!
ウソでしょ…
今の奥さんとは付き合ってる頃からここには通い詰め
アンパンマンぷりちぃビーンズシリーズ
を「他に使い道もないし」という理由で惜しげも無くお金をつぎ込んでは周囲で物欲しげにする子供たちを尻目にひたすら取りまくるという大人の戦いをし
結婚したあとも通い続け
こどもが出来てからも「わんにゃんスタジアム」という名作ゲーム(野球盤meetsピンボール)をプレイする為に通い続けた
hanadekameganet.hatenablog.com
そんな、そんな思い出の地が閉店だなんて!!
というわけで
僕は本日、このゲームセンターとの決別をすべく
わんにゃんスタジアムでラストゲームを行ってきました。
ラストでもブレない景品ラインナップ。なんだかよくわかりません。
試合に情緒は不要です。僕は今までもそうしてきたように、100円玉を一枚、投入口に滑り込ませました。
プレイボールです。
本日このラストゲームは、息子に全て委ねることにしました。
初めて彼をわんにゃんスタジアムに連れてきたとき、
彼はボールを弾くレバーを引くことすらまともに出来なかったのです。
それが今や…
安定してヒットを量産する名バッターへと成長しました。
出塁する選手たちも心なしか目元が赤い…
これが我が息子の「一切見ない打法」です。完全に明後日の方向を見てレバーを引いております。
力加減とか一切無視のゼロか100かの振り切る打法。天才かもしれません。あ、もちろん野球じゃなくてわんにゃんスタジアムの。
その後も試合は
一進一退の攻防を繰り広げ
息子はヒットを重ねるものの
残りのボール数はじわじわと減り続ける中
ボール数残り1、スコアは4点、ランナー1塁という場面。
ここで景品ゲットとなる5点にする為には少なくとも2ベース以上の穴にボールを入れなくてはいけません。
観客席で見守る僕もマウンドの息子に目で語りかけます。
「息子よ、時は来た」と。
2ベースヒットが出ました。
そして
勝利者にのみ与えられる報酬が
何これ。
これの色違い。
というわけで、ラストゲーム。
僕は息子とともにわんにゃんスタジアムに勝利しました。
僕らがわんにゃんスタジアムに捧げた青春、あの夏の記憶はこれからも一生色あせることはないだろう。
ありがとう、わんにゃんスタジアム。
さようなら、わんにゃんスタジアム。
また、どこかで会おう!!