もうだめかもしれない。

大丈夫ですかと聞かれたら、はい大丈夫ですと言うタイプの人間です。

素晴らしきスーパーマーケットアートの世界という話

こんにちは、hanadekameganetです。


「えーでるすなば」というゲームをご存知でしょうか。


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ショッピングモールとかのファミリー向けゲーム施設には最近設置されているのを見かけるようになってきた遊具です。


これがまたちょっとイカしてまして






ちょっと前に流行った「キネティックサンド」という、砂みたいなんだけど手にくっつかずにさらさらしてる不思議な砂がゲーム機の中に実際に入っていて


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そこにプロジェクションマッピング的な映像が投影されているので、手を入れて砂を触っていると


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なんとその動きに連動して投影された映像も変化する、という22世紀の砂遊びな訳です。


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投影される映像は選択する「季節」によって異なる虫が登場します。


秋だととんぼとか、夏だとセミとか。


この辺りもなんか「実際には気候変動で屋外の虫が絶滅した22世紀に地下シェルター内で子供たちが遊んでいる疑似公園の砂場」みたいな設定を勝手に感じまして、そこはかとない近未来センチメンタルに陥っている訳です。


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父親のそんな胸中とは無縁な息子は


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最新鋭の投影技術に見向きもせず手のひらの上で砂をこねて


「お団子」と言ってました。


そうですか…



さて、本日は我々家族の憩いの場所、スーパーマーケット「ヤオコー」に行って参りました。


好きさ加減で行ったら、息子が覚えた言葉は1番目が「アンパンマン」2番目が「ヤオコー」3番目が「セブン」4番目が「イオン」5番目が「ママ」という感じでございまして


まあそれくらい家族の間でマイメンな存在なわけなんですが


季節に応じて色々なディスプレイを頑張ってくれるのも僕らが好きなところでして


去年の年末、大晦日に買い出しに行った時、揚げ物コーナーに年越し蕎麦需要を狙って信じられないくらい大量の海老の天ぷらでナイアガラの滝みたいなディスプレイを作っていたのにはヤオコーの「どやあ!」という心意気を感じて思わず海老を買ってしまったものです。


で、ですね。


そんなヤオコーで僕が入店するや息子に拉致されるお菓子コーナーには、こんなディスプレイがあるのです。


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たべっこどうぶつとビスコの上にびしっと掲示された


「お菓子を開ける行為は万引きと同じです」


という優しさの中にも厳しさを滲ませた一文。


僕なんかはこれを読んで思わず「え、そうなの?」と思ってしまったんですが、我が身の不覚さを恥じました。


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背後には昔のファミコンみたいな画素数で再現されたカニが。


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その左にいるこれ。


最初なんだかわからなかったんですが、だいぶ後ろに引いた上で目から力を抜いてぼうっと見てると


「ああ、ペンギンだ」とわかりました。


まるで大昔に流行った3Dアートみたいな見方です。


カニにペンギン…そう、これは恐らく「水族館」もしくは「海辺」を表現しているアートに違いない!


ということはこのもしゃもしゃした緑色のセロファンは「昆布」ですね!



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問題はこちらですね…


オットセイとか、アシカとかなのかと思ったんですが、魚がはねている姿に見えなくもないかなと…。



こういったディスプレイってお店の方がつくってるんでしょうか?お菓子メーカーの営業の方がやるんでしょうか?


お店ごとに特色があるような気がします。


ちなみに僕はよく買うおかきコーナーによくある



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この「仕込中」というのが何とも憎くて思わず写真を撮ってしまいました。