首の右側と肩が完全にイカレた話
こんにちは、hanadekameganetです。
本日家に届いた通販のカタログを見ておりましたら
こんなのが出ておりまして
「そんなにあるの!?」
と思わず声に出して驚いてしまったわけなんですが、こちらの本を熟読してわかったつもりになっても
僕の場合45個全てを覚えておけるかどうかが非常に不安です。
ここ最近首の調子がおかしいです。右側だけなんですが。
最初は寝違えたのだろうなんて思っていたものの、いつまで経っても治らず、こんどは肩まで少し上げただけで激痛が走る始末。
「これは…噂に聞くところの四十肩…?」
とはいえ僕は31歳。だいぶ人生前倒しになっている気配がぷんぷんしますが、僕の過去の病歴を考えるとあながちなくもないかな、という気がしました。
どうしよう、整体にでも行くか…と悩んでいた矢先、朝気がついたら僕がまっすぐ伸ばした右手の上に息子が首を乗せ、こちら側を向いて寝ていました。
手を動かそうとすると激痛。何より重くて手が上がらない。完全にトドメを刺されました。
いや、かわいいよ。すごくね。彼女か?ってくらいね。でも
いたいよおおおおおおおおおおおおおおおお!!!
結局洗面所で顔を洗うのにもアウアウ言いながら身支度を終え、出社。
午前中は妙にまっすぐとパソコンの画面を見つめて仕事をし、ほぼ一回も下を向くこと無く(ちょっと動かしただけでも激痛)ランチに出ました。
フロアに人が少なかったので、先輩社員のHさんと二人でごはんを食べに行ったところ、そういえばこのHさんが以前首を痛めた話をしていたことを思い出し
「いやあ、寝違えたのか、ここ最近ずーっと首痛くて。今日下向けないんですよ〜」
なんて軽い話し方で切り出したところ、Hさんの目の奥が怪しく光り
「それ、右側じゃない?」
と突然切り込んできました。
「なんでわかったんですか?」
と驚いたところ
「それね、首じゃないんだよ。肩甲骨。右利きでしょ。マウス持ってる動作がね、よくないらしんだよ。首揉んでも治らないんだけどね。肩甲骨回すといいんだよ。あと最近急に冷え込んだでしょ。アレもよくない」
とHさんが急にべらべら喋りだしてしまい、一瞬「しまった!何かスイッチ押した!」と慌てたものの、まあ自分にとっては有益な情報のはずだと詳しく聞いてみることに。
Hさんは過去に散々首を痛めた経験があるらしく、今でも週2で整骨院に通う人でした。
「いやー、最初見てもらったときに整体師の人が『交通事故に遭いました?』って聞いてきてさー」
どんだけ首ボロボロだったんだ。
しかも地元が僕と近い為、周囲の整骨院情報にも非常に詳しく、めちゃめちゃ参考になることがわかりました。
僕の家のすぐ近くにHさんがお勧めする整骨院の本店みたいなものがあることもわかり、今度行くならそこだなと思いました。
僕が熱心に聞くうちにHさんのスイッチは完全にON&ON&ONになってしまったようでして
「ちょっといい?」
と聞いておきながら既に離席して僕の背後に回り込み
「ココ痛いでしょ?」
と聞きながら僕の右側の肩甲骨を親指でぐいっと押してきます。とたんに走る激痛。
「あたたたたたっ」
「痛いでしょ?」
とニヤニヤしているHさん。あれ、この人S?さらに
「このね、脇の下のところ押さえて、動かないようにして回すといいんだよ」
とこれまた言っているときには既に行動に移しているという実践型指導(というか治療)は進み、僕の右肩はぐるんぐるん回されます。
「いっ、いたたたたっ!!痛いです痛いです痛いです!」
「ねえ、痛いよねえ」
ニヤニヤ。
なんなんだこの人。
ただ、そこでしばらく回しただけでも首の痛みが少しマシになった気がしたのも事実。
そう告げるとHさんはさらにニヤニヤして
「オレ、もうある程度治療も出来るようになってると思うんだよな〜」
とまんざらでもなさそうです。Hさんはその満足そうな顔のままこう続けました。
「でもさ、前に奥さんがぎっくり腰気味だって言ってるときがあってさ。オレに任せろっつって腰何カ所か押してね、それで少し痛みが引いたって言ったからどうだ、すごいだろうって言ってたんだけどさ。次の日奥さん完全にぎっくり腰になって起き上がれなくなっちゃって。整骨院行って、そのこと話したらしんだよ。そしたら先生が『あー、それはやらないほうがよかったですね。絶対いじらない方がいいです』だって。まーそのあと怒られたよ」
ぜひ今後も医療の道は目指さないで頂きたい、と強く思った僕でした。