懲りずに息子とお弁当を作った話
こんにちは、hanadekameganetです。
先日息子と一緒におすしとかたこ焼きが作れる玩具菓子で遊んだお話を書いたのですが
hanadekameganet.hatenablog.com
もう二度と!二度と作らないと固く心に決めていたにも関わらず
(ちなみに、作るのが超大変なのに息子が食べないからです)
買わされてしまいました。
息子よ、そりゃ君は別に出来上がる様子を見てるだけだからいいよ。
楽しいだろうさ。
でもね、ホントにこれ大変なんだよ!
今回はせっかくなので作っているところをご紹介します。
ちなみに今回買ったのは、最終的におべんとうになるシリーズでして、おにぎりやからあげ、卵焼きにたこさんウインナー、果てはブロッコリーまで入っているとのこと。
もちろん、箱の中に入っていたのは粉だけです。
すごいですよね。ここからお弁当が出来上がるというのですから、もはや錬金術の世界です。
ご覧ください。
これだけたくさんの袋入りの粉末をいちいち出しては水で1カップとか2カップとか計って練って、成形して…と繰り返して行く訳です。
しかもですね
それをねりねりするのがこのスペース!
ちっちゃいよ!!
こちらの写真に写っている左下の黄色いのは「卵焼き」、右下は「タコさんウインナー」です。
これは水で粉を練ったものが固まるのを待っている、「寝かし」の段階に入った状態ですね。
もちろん「寝かし」などという専門用語はないのですが、練り物菓子ばかり最近やってきて何となく業界感が勝手に身に付いてきてしまいました。
そしてですね、上の方に何やら顔のようなものがあるのはわかりますか??
実はこのお弁当、おにぎりがただのおにぎりだけでなく、パンダの顔をしたキャラ弁的要素まで含んでいるんですね。
余計なもの含ませやがって…
実はこの顔をおにぎりに付けるのがクセモノでして
ベースとなるごはん部分を作ったら、ごま塩みたいな黒い粉を型に流し込み、その上にごはんをぐりぐり押し付けて顔を付けましょう、というのが作り方な訳です。
これがまあ出来ない。
他の粉もくっついて汚くなるし、そもそもごはんの粘着性もそれほど高くないので押し付けるほどにおにぎりの形も崩れる、ともはや拷問に近い作業を繰り返し、やっと出来上がったのが、こちら!!
…いかがでしょうか。
だいぶ薄味、というか塩顔のパンダ君になってしまいましたが、まあよしとしましょう。
この時点でも特に何もやる気はなく、「まだー?」という息子。
お、お前…
その後も心を整えながら作業を進め、出来上がったのがこちらのお弁当です!
じゃーん!
…
何を、僕は何を間違えたのでしょうか?
いや、何も間違えていないはずです。書いてあった通りに作ったのに…それなのになぜ…
なぜこんなに美味しくなさそうなんだ…
あ、出来たんだみたいな雰囲気の息子。
「いただきま=す」
「…もういい」
ほらほらほら!!!
なるでしょう!こうなるじゃない!
というわけで、僕がこのあと(おいしく)いただきました。
もう怒りに任せて全部口の中に入れて勢いよく咀嚼してやりましたが、基本的に全部同じ味だったので、全く問題ありませんでした。
年末スーパーに行ったときにこのシリーズで「おせち」が出ていないことを願うばかりです。