ついにトナカイにもなった話
こんにちは、hanadekameganetです。
クリスマスの話を3回連続で書いて恐縮なんですが、息子はもう27日だというのに、未だにクリスマスの興奮を忘れられないようです。
確かに僕なりに頑張ってサンタとなり、彼にサプライズをしたのは間違いありません。
そしてそれによって彼が一生ものの驚きと感動を得てくれたのだとしたら、それも父親としての達成感に喜びを感じるところではあります。
ですが、
なぜか僕は今こんな姿を息子に強制されている毎日です。
なぜでしょうか?
それは息子による「サンタごっこ」のリクエストによります。
(ホントは最初サンタ帽子被ってやってたんですが、いつの間にか紛失し、なくなったから「サンタ帽子なくなっちゃったよ」と終わることを期待して言ったら「じゃあ、これ」とトナカイを渡されました。我が子ながらなかなか危機管理能力が高い)
朝起きたら枕元にプレゼントがあった、あの驚き。
彼にとってそれは僕の想像以上に大きいものだったらしく、実際にもらったプレゼントよりも、プレゼントをもらうときの再現を楽しんでしまうという変化球を投げてきたわけです。
そこ?そこ行っちゃう?的な感じはもちろん否めませんが、彼が喜ぶのであればそれはそれで素敵なことです。
僕も喜んで協力することにしました。
やることは全て息子の台本(もちろん口立てですが)によって進みます。
息子「パパはサンタさんね」
僕「うん」
息子「はいこれもって(息子にプレゼントしたおもちゃの箱を渡して来る) 僕向こうで寝てるから、そしたらサンタさんこれもって入ってきて」
僕「うん」
息子「じゃあね!(と寝室へ)」
あとは僕が不審者のように寝室に侵入し、寝たフリをしている息子の枕元におもちゃを置いて部屋を出るだけ。
ちなみに寝たふりをしているからと言って、息子が寝室に入ってから少し時間をつぶしていると
「サンタさんまだあああ!?」
という狂おしい声が聞こえてきますので、基本は息子が寝室に入ってから数秒でこちらも入らないと行けないことがわかりました。
※一丁前に寝たフリ
※この辺りはちょっと起きてしまっている。
※これは完全に目が開いている。
しばらくすると息子が「あ!プレゼントだ!」と言う声が聞こえてくるので、今度は父親となって部屋に入り「あれ、まーくん、プレゼントもらったの!よかったねえ〜」と声をかけてあげる、というもの。
そこまででワンセットなんですが、それで終わるかと思いきや息子は満面の笑みで言うのです。
「もう一回やろ!」
例のビー玉のような瞳でそうお願いされて断れる父親がいるでしょうか。否。
上記の猿芝居を繰り返し、一日が過ぎて行く、というわけなのです。
やりながら、枕元に置くおもちゃの箱を見て
「これで遊んでくれないかな…」
と思うトナカイなのでした。