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もうだめかもしれない。

大丈夫ですかと聞かれたら、はい大丈夫ですと言うタイプの人間です。

おじいちゃんのタカイタカイという話

こんにちは、hanadekameganetです。


連休中、天気が良かったので私の父親、子供達にとってはおじいちゃんと一緒に実家の近くの公園に遊びに行きました。


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家族でも遊びに行ったことのある少し大きめの公園で、バーベキュー施設なども併設されているため、案の定めちゃめちゃ混んでおりました。


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おじいちゃんはなんだかんだ言って子供達と遊ぶのが好きなので、今年で66歳という年齢を忘れたかのように全力投球。


新聞の見出し風に言えば「おじいちゃんも大ハッスル」という風情。


僕は球技全般がまるでダメなので、普段子供達とあまりボールを使って遊べないのですが(ごめん子供達)父親は野球をやっていたり、基本球技が好きなようで、意外と小器用にボールを蹴ったり追いかけたりしています。


子供達も普段できない遊びに大興奮。


そうか、ボール遊び、楽しいもんね。


本当はボール遊びしたいよね…ごめん、と急に子供達が不憫に思えてくる始末。いや、お前のせいだよという声が頭の内側から聞こえてきますが、同時に僕の頭の中には子供とボール遊びをしている時に、ボールの上に乗っかってしまいコケてアキレス腱を切ってしまった未来の自分もうっすら見えています。


正直なところ子供達とこれだけ全力で遊んでくれるおじいちゃんというのは非常に助かります。


幸いなことに体だけは丈夫な僕の父親。今のところ大きな病気もなく、頭もしっかりしているのですが、いつ何が起こるかわからないのがこの世の常。


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飄々と世の中を渡ってきた感じのある人ですが、一昨年、去年で連続して自分の両親を亡くしました。


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産まれてくる命があれば、消えていく命もある。


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そんなことを特に実感しているのは、もしかしたら父親なのかも…


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「アッ!!!」


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娘を高い高いしていた父親が何かに貫かれたような声を出して空中へ娘を高く捧げたまま固まっていました。


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そのままゆっくりと娘を降ろし、静かに彼は「無」という表情で腰に手をやり、


「ちょっと…腰」


と呟いたのです。


それは冬とは思えない暖かで優しい日差しが差す午後のことでした。