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もうだめかもしれない。

大丈夫ですかと聞かれたら、はい大丈夫ですと言うタイプの人間です。

出張が続くと何がなんだかわからなくなる話

こんにちは、hanadekameganetです。


出張が続き、気がつくと新幹線の中にいる、というような日々が続いていました。


そう書きますとなんだか国内飛び回っているできるビジネスマンみたいでかっこいいんですが、実情は出先での商談の内容がまとめられずに半泣きになりながら新幹線の車内でギリギリまで資料を読んだりしていたので全く余裕ありませんでした。






結果、やっぱり付け焼刃でだいぶあやしいところもあったんですが、わからなかったりぼろが出そうになるたびに相手に向かって
「と、いうことは…」とか「と、すると…」などとさもその先の展開を自分は思い付いているんだがあえて言わないけど、あなたはどうするつもり?と促すようなワードだけ放つ、というクソみたいな小手先の猿知恵を駆使して乗り切ってきました。皆さんいい方で僕がそう言うと「○○じゃないですかね?」などと何か言ってくれるもんですから僕としては「ですよねえ」とか「なるほど」とかで次に進める局面が多々あったことは否めません。
いや、実際はバレてるのかもしれないんですが。


しかも寒波が来て日本全国寒がってるところに来て、なぜか新潟だの福井だのに行っていた関係上、必然的に「行く先行く先クソ寒い」という事態に見舞われる始末。どこに行ってもとにかく首をすくめていた記憶しかありません。先日書いた妻が買ってきてくれた長靴にだいぶ救われたものの、どうしても家から履いていく気にならず、長靴を持って歩く日々。意味がわからない。


さらに出張中にSMAPが生放送で謝罪するという一大イベントがあったにも関わらず、そのときの僕はといえばビジネスホテルの固いベッドの上で服も着たまま気を失うように寝ていました。
次の日の朝起きてテレビをつけるとニュースがそればっかりになっていたので
「昨夜日本で何があったんだ」とマジで怖い世界に迷い込んでしまったのかと一瞬真顔で各局をザッピングし続けました。


そんな日々の中、唯一の楽しみといえば駅弁です。
もう本当、それしかないんです。


ただ時間帯的にごはんの時間にあわないときとかもあるんで、その辺はもう半ばお腹空いてる空いてないの基準じゃなくて今自分がここで食べるか食べないか、という己との戦いではありましたが。


行きの電車は大体早めですのであさごはん代わりとしては少々重めではあるものの、東京駅で帰るバリエーション豊かな駅弁からチョイスして優雅に10分程度で食べ終え、その後は目的地までひたすら資料を読む。
帰りは帰りでこれはもう帰りの新幹線ってオッサン乗車率マジで120%なんですけども、缶ビールとつまみっていう中年の夢を片手に一仕事終えて満足げな顔のジャパニーズサラリーマンたちがリクライニングを思いっきりなぎ倒して、なんなら革靴を脱いでデンジャラスな香りを撒き散らしながら前方に放り出した足を横目に「今日も大した話ができなかった…」という敗北感とともに駅弁を頬張る。


帰りの新幹線は、あれ、若干泣いてたんじゃないかな。駅弁が塩辛かったのはそのせいかもしれない。


というかですね。
もうほんと新幹線っていつから男性専用になったんでしたっけ?っていうくらい中年男性しか乗ってなくて、それもそれで泣きそうになりました。たまには同世代の女性が偶然隣に乗ってくる…みたいなロマンチックなイベントが発生するのでは、と考えてしまった自分を張り倒してやりたい。どちらにせよ余裕ゼロだったんで関係はなかったんですけども。


二人乗りの座席に座ると、真ん中にある肘掛けにどっちが肘を載せるか問題ってあると思うんんですけど、全敗でした。
ナチュラルに全敗。


基本的に行きも帰りも最初から最後までびっちりオッサンが隣を占めてまして、今日本でオッサンシェア率ナンバー1は僕なのでは?とマクロミルあたりに調査結果を報告したいところだったんですが、まあオッサンっていうのはこの肘掛け所持スピードが速い。座ると同時に肘をかけるんですね。


なので僕が先に座っていて、肘掛に肘をかけていてもすっと、なんの抵抗もなく肘を乗せてくるわけです。
僕が「え、初対面なのに?」みたいな感じで肘を躊躇した途端にいっきに攻め込んできて勝負はここで逆転、試合終了です。
帰りの電車は戦意喪失して股の間に両手を突っ込んでひたすら目を閉じてました。


途中、通路側に僕が座っていた時に僕が見ていたスマホが隣のオッサンが棚に置いていた鞄が落ちてきて吹っ飛ばされたときには
「ああ、このままどこか遠くに行きたい…」
と、実際体は遠くに向かっているにも関わらず、精神までもが遠くに行きかける始末。


新幹線内で出会う女性といえばワゴン販売のお姉さんだけ。
その時買った一杯のコーヒーにどれだけ僕は救われたことか。


一年の半分以上出張です、みたいなお仕事の方々を本当尊敬します。
ほんと疲れました。あと新幹線はやっぱり速い。以上です。