夜ふかしなこどもたちという話
こんにちは、hanadekameganetです。
こどもが寝ません。
まあ、寝ない。
大体会社から帰ってくるのが最近は夜の9時過ぎくらいが多いんですが
この時間帯が一番曲者でして、妻が子供たちを寝かしつけている最中だったりするんですね。
少し前までならそれでも静かにドアを開けて中に入り、ボソボソと置いてあった夕食を食べていると
妻が「今寝たよ」と顔を見せに来てくれる…というような状況もあったのですが
それももう、遠い昔のおとぎ話。
どんなに細心の注意を払っていても、ドアを開けた瞬間に寝室のドアがバーンッと開いて
息子が「おかえりー!」娘が「パパーッ!」とつんのめりそうな勢いで突進してくるという具合です。
いや、嬉しいんですよ。かわいいですし。ただ、ただですね。
もちろん恐る恐る寝室を覗くと、おや、こんなところに般若のお面を誰が忘れて行ったのかな?と思いきや妻だった、ということも数知れず。
いいんです、こんな時間に帰ってくる自分がいけないんです。早く帰れないならいっそもっと遅く帰って来ればいいのに、という妻の声なき声がビンビンに伝わってきそうになる気配を察知しつつも、こどもたちの興奮を鎮めなければなりません。
時刻は9時半。
なんとか10時までにはまた寝かさないと。
そう思いつつも一緒になって遊んでしまうとさら興奮して寝つきが悪くなることは目に見えていたので、とりあえず今日1日の出来事を報告してくる息子に相槌を打ちつつ、娘がいたずらしたり、飲み物をひっくりかえさないように注意しつつ、気もそぞろに自分の夕飯を10分くらいでかきこみます。
そのまま洗い物をしつつ相槌を打ちつつ妻のご機嫌を伺いつつ足元で「パパあ?」とまとわりついてくる娘をふんづけないようにしつつ、なんとか理性を保ってこなし
※画像は妻の手芸用のデカイ定規を振り回す長女
子供が再び散らかしたおもちゃを「一緒にお片づけするよー」とおもちゃ箱にしまっていると息子が「おうまさん!」と言いながら背中にまたがってくるのをひらりとかわし
※画像は一度しまったトミカを完全に元に戻す長男
なぜか泣いている娘をだっこして廊下に飾ってある猫のぬいぐるみを見せて「これは誰?」と聞いてやると「あたし!」と機嫌を直してくれ
※画像は収納ラックをクライミングし始める長女
般若の顔のまま寝室でスマホを見ていた妻のもとに子供達とともに「ねんねだよー」と行くのが大体10時半。
ところが今日は手強くて
それでも何度か起きだしては再び騒ぎ出し
もういい加減「堪忍してちょうだい…」となったところで寝てくれた、という感じです。
※机の上に立っていたので「降りなさい!」と言うと「あ?」と言われてしまいました。
※なんかDVD取ろうとしてた。
平日の昼間のことは全てを知っているわけではありませんが、妻は公園に連れて行って一緒に遊んだり、買い物にいったりと、それなりに子供たちを運動させてくれているようなのですが、どうにもそれだけでは疲れ切らないなんとも底知れない体力が彼らにはあるようです。
1日が終わるとぐったりで、気がつくと「え!もう次の日!?早いよ!いっそのこと次の次の日にしてくれよ!!」と叫びたくなる大人たちとは、時間の流れ方も違うのかもしれません。
もう、こんな時間か…。
タモリ倶楽部を見る時間だけが、私が私に戻る時間。
以上です。