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もうだめかもしれない。

大丈夫ですかと聞かれたら、はい大丈夫ですと言うタイプの人間です。

新幹線とは相性が合わないという話

こんにちは、hanadekameganetです。


先日また新幹線に乗る機会がありまして、あんたも好きねえという感じなんですが仕事なものでしぶしぶ乗っていたわけです。


今回は前回の反省を生かしまして、窓口ではなく券売機で自分で席を指定して買ってみたんですね。



※新幹線との死闘の記録はこちら
hanadekameganet.hatenablog.com


3列シートの窓際。


奇跡的に行きも帰りも買えたわけです。


まあ、言うてもこれでゆったり座って東京から新大阪までは心穏やかに過ごせるだろうと思うじゃないですか。


そこで僕も気が緩んで思わず「とり飯」とか買ってですね、スタバのコーヒーまで買って準備万端で乗るわけですよ。


ぱっと見車内はガラガラ。


平日の朝はやい時間帯ですからビジネス利用の方ばかりなわけですが、まあそうはいってもこれくらいの混み具合か、と思ってとり飯の入った袋に手をかけ、まもなく発車となる東京駅のホームを窓から眺めていたところ


突然隣の座席に人影が。


そしてそのままドカッと座ってきたわけです。


もう、窓からしばらく顔動かせなくなりました。


振り向けない。いま、右側振り向けない。魔法がとけちゃう。俺の、券売機まで使って取った3列シートの窓際神話が崩れちゃう。


そーっと首を元の位置に戻すと、スーツのおじさんがスマホと目の距離が5センチくらいしかないんじゃないかってくらい接近させてツムツム的なのをやってました。


首を伸ばして前後のシートを確認します。そう、ご想像の通り。


3列シートで並んで座ってるの、ここだけ。


ねえ、あなたなんで真ん中の座席取ったの。二人組みならわかるよ。並んで座りたいでしょうし。一人で指定先のまんなかの座席わざわざ取るのね、あなた。


出川さんばりに「Y!」と叫びたくなりましたが、無情にも滑らかに走りだす新幹線。僕は静かにとり飯を取り出し、心を無にして食べ始めました。結局新大阪まで彼とは一緒でしたし、車内の中でグループではない様子で隣り合わせに3列シートが埋まっていたのは僕のところともう一席くらいでした。


もちろん確率的にはあり得ることなんですけど、なんかすっきりしない。


そして、帰り道。


もちろん僕の心は固く閉ざされたままだったんですが、まあまあ、そうはいっても帰りは多少、ね。そこまではないでしょう。的な感じで車内に入り、座席に着くと…


よかった!通路側におじさんがひとり、そして窓際が僕。


この感じで東京まで帰れるぞ!と嬉々としてストレスから衝動的に買ってしまったプレミアムモルツと柿の種を取り出そうとすると


「すみません、すみません」


と声。目をやると、メガネのおじさんが思いっきり嫌そうな顔で


「間違ってますよ。そこ私です」


え!?いやいやそんなわけないでしょちゃんとチケット見て…確認すると、僕が間違えてました。


僕の座席は9番なのに、勝手に10番に座っていたのです。


「あ、スミマセン」


とかばたばたとプレモルをしまいながら立ち上がり9番の座席に行きますと



そこにはスーツ姿の男女が並んで座っていたのです。



しかも、窓際にはまど来ないと踏んだのか、二人の荷物がどんと置かれています。



恐る恐る「あのう、そこ座りたいんですが…」と切り出すと


女性の方が「はーい」とめちゃめちゃめんどくさそうに荷物をどけるではありませんか。


ちょっと!なんだその「はーい」ってのは!


と思いこそすれ、席を間違える自分がいけないのですごすごと着席。


どうも上司と部下らしきこのスーツの男女はその時点でテーブルを二人とも広げてお弁当とお菓子を所狭しとならべ、おまけにアサヒスーパードライの500ml缶を完備、というもう物件で言うところの「駅徒歩3分新築3LDKオートロック床暖房完備」みたいな感じなのに比べ、僕はといえば「駅徒歩25分築30年1Kトイレ共同」みたいな感じだったので、先ほどまで光り輝いて見えたプレモルまで急速に輝きを失って見える始末。思わずあれ、老けた?とプレモルに問いかけたくなるほどです。


しかも僕がプレモルを開けてぷしゅっとやった瞬間に隣の二人も缶をぷしゅっとあわせたかのように開けて「おつかれしたー!」とかやりはじめるもんですから、まるで一緒にいっぱいやってる感をこちらが出してるみたいでめちゃめちゃ恥ずかしい。
いや、違うから。知らない人だから。


仲がいいんだか知りませんがこの二人、テーブルをまたぐように置いたお菓子をシェアしながら食べていたり、キャッキャッと笑いあいながら話をしたりとなにやら楽しそうなご様子。


おいおい、仕事だぜ。会社の金で新幹線乗ってんじゃねえのかお二人さんよお。


わかっています。僕の醜い八つ当たりであることは。僕はプレモルを機械のように一定のリズムで口に運び、柿の種を咀嚼しつづけました。


15分ぐらいですることがなくなったので、そのあとはひたすらイヤホンで音楽聞いてました。


もう無駄にアークティックモンキーズとか聞いて自分を奮い立たせようとしましたが、ダメでした。


なんなの、もう。


そのあと二人して品川で降りて行きましたけどね。もう僕の中では「おや、一緒に降りるんですねえ… 奥様はご存知なんですか?」と男性の方に対してやり場のない怒りを一方的に心の中でぶつけておりました。


というわけで先日撮った写真でお別れです。


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トキメックという名前の建物。「ときめく」から来てるのでしょうか。


以上です。