我が家の浣腸騒動という話
こんにちは、hanadekameganetです。
週末のショッピングモールというのは小さなこどもの関心を引いて親子連れをおびき寄せるためか
手を変え品を変え色々な催し物が開かれているわけなのですが
その中でもゆるキャラというのは一つの有効な手段であるらしく、先日も
このような強烈な緑色のくまらしきキャラクターに遭遇しましたが、子供達には大人気。
胸には「鼓動」と書かれておりました。
なんかビニールっぽい質感だったため動くたびに「ギチッ…ギチッ…」という音が関節周辺から聞こえてくるのはなんとも風流でしたが。
浣腸事変
息子のトイレトレーニングの話を以前書いたのですが、おしっこはそこそこうまくいくようになったものの、うんちの方はあまりうまくいっていないのが正直なところです。
と言いますのも、便秘気味な症状が改善せず、いまだにうんちをするのは平均で三日に一回。長い時は最長で五日しないということも。
会社から帰ってきて妻と話すとかなり気にしているようでして、そろそろお医者さんに相談すべきか悩んでいるという話もしていました。
普段は元気そうですし、便秘気味ではあるもののすればしたでものすごいやつを(ものすごい硬そうで太いやつを)しているので、それほど気にはしてなかったのですが、
幼稚園が始まればそうものんきなことは言ってられないので、正直ここ最近気を揉んでおります。
そんな話を妻がママ友に話したところ勧められたのが
そう、浣腸であります。
そのママ友さんのお子さんもやや便秘気味だったらしいのですが、
「浣腸ぷすっと差したらすぐ出たよ〜」と明るく言われて妻も拍子抜けした感じのようでした。
今まで自力でさせることに苦心していたので、あまり浣腸しようという発想にはなっていなかったのですが、今の息子は
便秘気味→うんちかたい→うんちするときおしり痛い→うんち痛い→うんちしたくない→がまんする→便秘
の無限ループに入っているようでもあったので
浣腸の力を借りてでもうんちがスムーズにできるようにしていくことで、このループを断つことができれば、少しは違うのでは、と妻が一度やってみたそうなのです。
注入してものの5分ほどで「うんち!」と叫んでぶりぶりと放出したとのことで、夫婦揃って
「浣腸すごい!」「浣腸サイコー!」と絶賛していました。
そして、先日。
また3日ほどうんちをしたがらなかった息子に浣腸をしてみようとしたところ
「いやだ!かんちょうしない!」
と息子がいきなり号泣しながらの抵抗。
前回の浣腸が衝撃的だったのか、とにかくおしりをこちらに預けようとしません。
そこから息子と我々の攻防戦が始まりました。
まずはズボンを脱がせ、つぎにパンツを脱がせ
フルチンになった息子を寝室に追い詰めたところで
妻が浣腸片手に息子をホールド。
息子「いやだ!いやだー!」
妻「おとなしくしなさい!」
息子「いやだー!」
浣腸片手に馬乗りになる妻。泣いて暴れる息子。
もはや何の光景かわかりません。
息子「うう…」
やがて観念したのかおとなしくなる息子。
ここで勝負あったかと思ったところ
しばしの沈黙ののち、妻が
「ぷーっ」
といきなり吹き出しました。
それと同時に力がゆるんだのか、息子が好きを見て脱出。
何が起きたのかわからず「どうしたの?」と妻に聞くと
「だって…あんなに嫌がってたのに、急に自分でおしり広げてさ、そしたらおしりの穴が奥からにゅっと出てきたから…」
結局そのあと再び息子をマウントしたのちに挿入、今回は1分も経たずにトイレに駆け込み、無事うんちは出来ました。
浣腸の威力のすごさを実感するとも共に、浣腸するだけでも一騒動だな…と思ったのでした。
おしまい。