もうだめかもしれない。

大丈夫ですかと聞かれたら、はい大丈夫ですと言うタイプの人間です。

餃子の王将でジャストセットを頼んだ話

こんにちは、hanadekameganetです。


今日久しぶりに夕飯を外で食べまして


ストレスがたまると僕は「餃子の王将」に行くと決めているので、家の近くの王将に行ったんですね。


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で、今までだったらこういうとき


ラーメン・餃子・チャーハンと、食べたい全てをモリモリ食べられる


「王将セット」っていうのを頼んでたんですけど


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なにぶん痩せようと思って(年始に宣言してましたが実は挫折気味。さらりと報告)いる身としては


そんな2000キロカロリーくらいありそうな炭水化物の権化みたいなもの食べられません。


でもせっかく王将来て、我慢してたら余計にストレスじゃないですか。


で、見つけてしまったんですね


「ジャストセット」


なんだこれはと。


写真を見ると王将セットと同じ組み合わせなのに、少しずつ小さめ。


しかも安い。


これですよ、これこれ!


弁当文化の国、日本。


箱庭文化の国、日本。


日本人は小さな器の中に無限の宇宙を作り出す民、それが侘び・寂び、それが美徳、それが誇り。美しい国、日本。


というわけで迷わずこのジャストセットを頼みました。


すると週末はスノボとフットサルと飲み会でウェイウェイという風貌の店員さんが何か言いたそうに


「以上でよろしいですか?」


と聞いてきます。


ん?と思いながらも「はい」と答え、早速心をシャットアウト。


同年代の男性ばかりの殺伐とした店内で他言は無用。ここは飯を食う場所。氷がカップに入れて振ると積み上がっているダイスマジックみたいになぜか直立しているコップの水を口に含もうとしたそのとき


店員さんがよく通る声で店内に僕のオーダーを通しました。


「オーダー!ミニミニ!」


ミニミニて。お部屋探しか。


いや、わかりますよ。確かに写真は小ぶりだった。値段も安かった。


正直に言おう。


多分他のお店なら「レディースセット」って書くんだろうとわかってた。


だから彼が「あ?それだけすか?ワンチャン頼み直せますけど、いいすかウェイ?」みたいな顔でこっち見てたのも何となくわかってた。


でも、ちょっとずつ全部食べたい人、いるじゃない。


男でスイーツバイキングとか行く人もいるじゃない。


そしたら王将行ってジャストセット食べるオッサンだっていてもいいじゃない。


だったらメニューも「ミニミニセット」ってもう書いてよ。


「ジャストセット」って「食べきりサイズのちょうどいい大きさ。だからジャストセットって言うんはどうやろか?」みたいな感じの商品企画会議があったんじゃなかったのか。


「これなら頼みやすいやろが!レディースセットちゅう名前やったらオッサンが頼みにくいやろ!」


みたいに王将の本社会議室で重役たちによって決定されたんじゃないのか。


ミニミニも結構恥ずかしいよ。どんだけちっさいの頼んでんだこいつと思われそうじゃないか。なんかマッチ箱くらいのサイズのやつが出てきそうだよ。


店内にミニミニが響いた後の、あの「ざわ…」みたいな空気感は決して僕が自意識過剰なだけではないはず。


ややあって届いたミニミニセットは本当にミニミニで、僕にはちょうどよかったし、美味しかった。


やっぱり王将行ってよかった。

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