実家のトイレが進化していた件
こんにちは、hanadekameganetです。
先日実家に戻ったところ
トイレのリフォームをしたと非常に誇らしげに言われたものでどれどれと早速拝借しましたところ
なんかすごくいっぱいボタンがあってびっくりしました。
え、こんなにウォシュレットってボタンありましたっけ?
「おしり」「ビデ」「乾燥」の3つくらいしかないイメージだったのでこの操作パネルの充実ぶりに驚いてしまいました。
ちょっとしたロボットくらい出撃できそうなくらいの勢いです。
便座から飛び出していくんでしょうか。
こわごわと「おしり」を押したら
きちんと液晶パネルにも「おしり」の文字。ありがたい。
それにしてもこわくて押しませんでしたけど「マッサージ」って何?むき出しの無防備に対してマッサージってそれはもうかなりアダルトな匂いしか感じ取れないのは僕の心がピュアネスを失っているからなんでしょうか。
そういえば僕の実家はリフォーム前の段階でウォシュレットを付けている家ではあったのですが
今から25年ほど前に建てた家でしたから、かなり初期のウォシュレットであり
それこそ「おしり」「ビデ」「乾燥」のボタンしかついてなかったと思います。
ですがまだまだトイレにウォシュレットが付いていることが珍しい時代だったからか
僕の家に友達が遊びにくるとそのことを羨ましがられた記憶があります。
その度に「えーそう?まあ普通だと思うけどなア」なんてただでさえデカめの鼻の穴をさらに膨らまして満更でもない態度を取ってましたので、僕は本当に嫌なガキだったんです。
そんなあるとき友人のYくんが「トイレかして」と入るなり
「うわあああああああ」
と行って走って戻ってきました。
「どうした!?」
と見ると、なぜか彼の体はびしょびしょ。なのに顔は嬉しそうにニコニコしています。
「…どうしたの?」
「いまさー、おしりのボタン押したら水がピューってなってとまらなかったんだよね」
となぜかさも嬉しそうに笑いながら話しました。
25年前というのは、小学生がウォシュレットの水に濡れるだけで嬉しくて笑ってしまう時代だったのです。
(そんなのはお前とYくんだけだよ、というご意見については真摯に受け止めたいと思います。そして、事実ご指摘の通りです)
時は経ち、自動で便器が開き、自動で水が流れ、水が勝手に電気分解されて除菌水となり便器が自分で便器を洗う時代。
人間側の方でもそろそろうんちの仕方とかアップデートしていかないと便器の方が人間の先を行ってしまう時代がやってきてしまうかもしれません。
人間の一歩先を行っている便器ってなんだ、という話ですが。