自然の中で遊んだ話
先日、地元の自然公園に遊びに行ってきました。
その名も
「ありのみコース」
一体どういうネーミングかと思われたでしょう。
実はこのあたり、梨の農家さんが多いんですね。
ただ「梨の実」だと「無しの実」につながるのでそれをあえて「有りの実」にしようではないかと
そういって考えのもと、この自然公園の名前は「ありのみコース」にしたのです、という非常にありがたい内容が入り口入ってすぐの掲示板にズバババーンと書いてありまして
その時点で何かこうプンと匂ってくるものはあったのですが、実際中は想像以上に我々の大好きなテイストでした。
入り口を入りますとまず売店。斬新!でもこれってもしかしてディズニーランドのワールドバザールへのオマージュかもしれません。
ちなみにこちらが売店の入り口です。
有名キャラクターたちが満載ですね。これはあくまで僕の推測にすぎませんが、おそらく各キャラクターとこの施設は全くの無関係と思われます。
そこを抜けると「大丈夫?」とこちらがハラハラするような立派なウルトラマンがあります。
こんな感じでカラスへの注意を促してくれたりも。カラスが持ってってるものが謎ですけどね。ピザの一片でしょうか。
たぶん、一人の人がたくさんの絵を描いている疑惑。
ちなみに、割とガチな遊具が多いので、こんな感じの注意書きが出ています。なぜひらがな、カタカナのゴシック体に比べて漢字だけが濃厚な書体なのか、その辺のパワーバランスも一切説明はありません。
入場券にはきちんと保険にもはいっていることを示す文章が。ここで少しびびりました。
あと裏面が施設内にある遊具の名称一覧が付いてたんですけど、多すぎて妻と一緒に「麻布茶房の伝票か」と突っ込んでしまいました。
※こんな感じなんです。
入場券にはこんな絵も。オリジナルキャラクター「ありちゃん」であります。
絵に描かれたサイン「畠山一夫」氏。ググってみたところ
もしかしてこの方では…絵柄的には一致しそうですが、これ以上の情報はないので一応今の所X-FILE扱いになるとモルダーからは連絡を受けています。
到着したのはお昼時だったので、まずはごはんを食べることに。
売店のおばさまに聞くと「ありのみ茶屋がありますよ」とのことでしたので、行ってみることに。
こんな感じで期待を裏切りません。
ものすごく広大な厨房が中に見えていたのですが、配置されている従業員はおばさま1名。
大丈夫かな…と思いつつオーダーしてみると数多ある調理器具は一切使用せず、奥にある電子レンジ3台を駆使して僕らのオーダーに完璧に応えてくれました。
え?このでっかい鉄板とかって、見世物?イミテーション?というマジカルワールドでした。
出来上がった料理も非常に安定していました。なぜかおいしく感じる。それがマジカルワールド。
さあ、おなかもいっぱいになったところで、いよいよ出発です。
コースの入り口には全体的に緑色の使用箇所が多いのが少々気になる仮面ライダーが「NEVER GIVE UP」と我々に不屈の精神をアピール。ライダー、さすがに意識が高い。あと、もうこの辺になると権利関係についてはあまり気にならなくなってきました。
ちなみに、肝心の遊具類は意外とまともでして、普通に面白かったです。ただ、本気度の高いものが多いので、本格的に楽しめるようになるのは小学生からかなあ、という感じでした。息子はただでさえ俊敏ではない方なんですが「こわいよー」と言ってもたもたしているとうしろから大きいお兄さんお姉さんがどたどたやってきてさらにまごつく、ということの繰り返しでした。
ちなみに水が張られた場所で不安定な橋を渡ったり、ロープをたぐって反対岸までイカダみたいなのに乗って渡る、というような遊具もあり、僕は息子と一緒に超へっぴり腰で乗ったのですが、横を小学生くらいの女の子がひょひょいと抜いていったので非常に恥ずかしかったです。いや、でも怖いって。
こういう張り紙してあるし。
いたるところに藤子ワールドが。怖いもの知らずです。
というわけで、身近なところにまだまだマジカルワールドは潜んでいるものですね。
これからもどんどんこういうところに子供達を引き込んでいきたいと思っています。
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