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もうだめかもしれない。

大丈夫ですかと聞かれたら、はい大丈夫ですと言うタイプの人間です。

親子参観で足をつりそうになった話

こどもの話

先日の土曜日。息子の幼稚園の親子参観というのがあったんですね。


で、それって僕なんかは「教室のうしろに立って歌歌ったりするのを眺めるのかなー」なんて思うわけです。


妻から見せてもらったプリントにはなぜか「動きやすい服装」とあったので


全く何も感じていなかったと言えば嘘になりますが


それにしてもまさか


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息子を抱えて全力で走らされることになるとは。



要はですね


非常に元気でのびのび、力一杯お外で遊ぼう!僕らは風の子元気な子!みたいな校風の幼稚園でして


それはもちろん入園前にこちらの望むところでもあった、とってもとってもよいことなんですが


完全に丸腰状態で出かけて行ったらいきなり銃撃戦に巻き込まれたみたいな感じでして


僕としてはもう「怪我だけはしてはいけない!ここでアキレス腱を切ってはいけないッ!」


と、もうそれだけが心配で心配で。もちろん、息子の、ではないです。自分の、です。


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先生が「今日はお子さんと元気いっぱい、体を使って遊んでくださーい!」というパワフルにアナウンス。普段からも結構やっておりますが、今日は園公認、公式に子供と全身で遊ぶことが推奨されております。


早速始まる肩車込みの親子体操に僕の病み上がりの背中と首は早くも「無理すんなよ…な?」と心配そうに僕に問いかけてきます。


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この写真のときなんかやばいですね。病人のようです。元気な息子との対比がまた余計にありますね。


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こうやって息子の背中にマントみたいなのをつけてですね。


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子供達は手を前に突き出してお父さんたちは子供を横抱きにして疾走するわけです。そう!「アンパンマン」なのです。空を飛んでるわけです。


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親子参観なのですが、土曜日開催のため、基本は普段なかなか来れないお父さんたちがメインのイベント。


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となるとここで出てくるのが「父親たちの戦い」。そう、これは親子参観という名前を借りた「父親たちの代理戦争」なのです。


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四つのチームに分かれて競争をしておりましたが、にこやかな中にお父さんたちの静かな闘志をそこはかとなく感じた僕は「迷惑だけはかけられない!けど絶対ケガしたくない!」という二律背反に白目をむきながらも


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なんとかこけることもなく、アキレス腱を痛めることもなく役目を終えることができました。


待ってる間後ろの方から「お父さんすごい早く走っちゃうからな!本気出すから!」みたいなやりとりが聞こえてきたり、


本気出しすぎたのかお子さんごと前のめりに転倒というあわや大事故のハプニングを目撃したりと


心の中では「勘弁しちくり〜」と僕の心の中のリトル茶魔ことおぼっちゃまくんが涙目で許しを乞う始末。


まあ順位とかはそんなに関係ない催しなんですけれど、とかく競争というのは人心を惑わすもの。


お父さんたちの、普段は心の奥底に押し込められている雄の部分が垣間見えたような気がしました。


走り終わった後息子に「パパ速かったね」と言われたので


「えー?そんなに速くないよ」と謙遜しつつもそうだろ?みたいな感じに思ってたんですが


帰って妻が撮影してたビデオを見たら


ケガしたくないあまり、上半身を全く動かさないまま、足だけをしゃかしゃか動かしてめちゃめちゃ遅い動きで走ってる気持ち悪いおじさんの映像が映っていて


思わず「ちょっと、俺のは?」と聞いてしまいそうになりました。


それが、僕でした。