もうだめかもしれない。

大丈夫ですかと聞かれたら、はい大丈夫ですと言うタイプの人間です。

鉄矢

古い映画版のドラえもんアマゾンプライムで配信されていたので見始めた。

子供と一緒に見ていると、武田鉄矢の歌が流れた。

「宇宙小戦争」や「雲の王国」。

ちょうど僕や妻が、今の僕の子供たちと同じくらいの歳の頃に見ていた映画では
いつも武田鉄矢が主題歌を担当していた。

僕は子供の頃「少年期」という歌が好きで、親に頼んで
ドラえもんの映画版で武田鉄矢が歌った曲だけを集めたアルバムを買ってもらったほどだ。


そんな中、妻が
「今私たちが鉄也に対して感じている懐かしさって、子供たちが山崎まさよしとか、星野源に対して感じることと同じなのかもね」
と言って、はっとなった。

確かに。
調べてみると武田鉄矢は今68歳。
映画の主題歌を歌っていた頃は35〜40くらいの頃である。

一方、現在山崎まさよし46歳、星野源37歳である。

ぴったり。まさしくあの頃の鉄也は、今の星野源である。
ということは、海援隊SAKEROCKである。

ああ 僕は いつ頃 大人に なるのだろう
ああ 僕は どうして 大人に なるのだろう

そんな鉄也の「少年期」の一節が頭をよぎる。

鉄也、今俺、大人になったよ。
あの頃の鉄也は、今の星野源なんだ。

ていうか、我が家で武田鉄矢のことを鉄也と当たり前に呼んでいることが、今さらながらおかしかった。