もうだめかもしれない。

大丈夫ですかと聞かれたら、はい大丈夫ですと言うタイプの人間です。

いつかこの超音波検査を思い出してきっと泣いてしまう

■報告するようなことでもないが、今日肝臓の超音波と血液検査の結果報告があった。

結論から言うと、何でもないです。異常なし。ノープレブレム。無問題。病院行くのに往復40分。診察45秒。盛ってないです。あくまで体感だけどマジで1分かかってない。

最近の大きい病院というのは紹介状がないと自分で選んでこの病院にしたのでお金を払いますという名目で何千円も取られ(なにそれ?)検査と診察が分かれていて計3回通院させられた挙句がこれです。多分医者と俺の目は一回もあってないですよ。それでも食い下がったもん俺。

医者は俺が診察室に入るなり「超音波も血液検査も数値は正常の範囲内ですねー。定期的に診断受けてまた様子見てくださいー」と一言で流れるように言ったあとでどうぞお帰りくださいみたいな空気を出してきたので、いやいやいや、と。

俺のこの数週間の気持ちわい!と行き所のない怒りを八つ当たりしない程度に「あのう、私お酒をですね、その、毎日飲んじゃってまして、そういうのは今後控えた方が…?」と控えめに聞くと「うーん、そうですねえ、ま、休肝日は定期的に設けて頂いて。はい」どうぞお帰りください。シンプルドクター。

病院のことや医師のことを悪く言うつもりはないです。彼らは彼らの仕事をきちんとしてくれたし俺の身体に異常がないこともわかってし。だけど、一つだけ俺が皆さんに伝えられることがあるのだとしたら、マジでこの世の中、身体なんて悪くしてらんないっすね。

てことで、俺は今日一人で「肝臓元気でよかったねパーティ」するんで、よかったら皆さん来てください。ストロングゼロだけは豊富にあるんで。

 

 

■会社のトイレでよくこもってるんだが、排便の仕方に人それぞれ特徴があるのが面白い。

やたらとトイレットペーパーをからころと最初に出すやつ。ウォッシュレットで異常に自分の肛門を刺激するやつ。様々だ。

完全に無言、というやつも結構いてこいつが一番怖い。何しろ素性が知れない。大抵はそいつのブリブリなのかビチチッなのかによってウンコの具合を推し量ることができるのだが無言の上に無音、という猛者がいて「こいつは一体、隣の個室で何をしているんだ…?」というちょっとしたホラー体験が出来ます。

そうなると俺も身動きを取ることが出来ず、相手の動きを気にしつつ手に汗握る攻防戦。いつのまにか息さえ止めてスマホの画面でデイリーポータルZをスクロールし続けるという不毛な時間が続く。やがて相手が諦めて出て行くわけなんだけど、俺はこの勝負で今のところ負け知らず。それはイコール俺は業務時間中のウンコの時間が異様に長いってことでもあるんだけど、それはまた、別の話by森本レオ

 

 

■「人生の楽園」というセカンドライフは田舎暮らしが最高!プロパガンダ番組を時々見ているのだが、出てくる夫婦、夫が99パーセント元公務員か大手企業の重役まで行った人間で、なんていうか、リタイア後に田舎でのんびりスローライフ、っていう「人生のボーナスステージ」を手に入れられる人種ってのは、「そういうこと」なんだな、って思いました。おわり。

 

 

■今日テレビ見てたら超距離バスに乗って東京に来た人たちにインタビューするっていう番組をやってた。その中に今日結婚の挨拶をするために相手の両親と会う、っていう福岡から来た若い男性が出て来たんですよ。ディレクターが「え、じゃあ緊張してるんじゃないですか?」って振ったら「いや、別にしてないです」と。「だって、緊張してもしょうがないじゃないですか」と。

ちなみになぜかサッカーボール持ってて、格好も今から彼女の両親に会いに行くってのにハーフパンツにTシャツという今からAIR JAMですか?みたいな格好。よく見るとヘアバンドからドレッドっぽい髪の毛がはみ出している。

D「その格好、結婚の挨拶しに行く感じじゃないですよね?」

男「一応スーツは持って来てるんですけど」

D「そのボールは?」

男「1週間こっちにいるんで、時間があったらって」

D「お仕事なにされてるんですか?」

男「就労支援の社会福祉の仕事です」

うちの会社でもそうなんだけど、「緊張って意味なくないですか?無駄じゃないですか?」っていう奴が増えている実感がある。特に20代前半。俺の部署に最近来た奴も同じこと言ってて、確かにまあよく言えば泰然自若、悪く言やあ「お前態度デカくねえ?」

いや、無駄よ?知ってる。おじさんたち、みんな知ってる。それでもするのよ、緊張。そういう風に人間できてるのよ。君のいう「緊張しない」って、どういう意味?緊張するほど自分の事として実感がない、っていう意味?てか緊張って意味とか求めるものじゃなくない?「感情」じゃない?それ言い出したら泣くのも笑うのも怒るのも無駄じゃない?彼女が死んで泣いてる両親に「泣くの無駄じゃないすか?」っつって葬式の段取り組むんか。AIか。

て感じでクリント・イーストウッドの「グラン・トリノ」の中でイーストウッドがやってた偏屈ジジイばりに保守的かつ偏見に満ち満ちた俺は思っているのでテレビの前で勝手に憤怒してたんですけど俺は結婚の挨拶に緊張しないでやって来て、ついででサッカーやろうと思ってる奴には絶対に娘は嫁がせないので大丈夫です。娘はロバート・キャンベルみたいな人と国際結婚すると見てます。その時は盛大な披露宴やるんでぜひ皆さんも来てくださいね。ストロングゼロ麦とホップ大量に準備しておくんで。二次会は「カラオケ バンバン」予約してるんで。