もうだめかもしれない。

大丈夫ですかと聞かれたら、はい大丈夫ですと言うタイプの人間です。

見てろよデアゴスティーニ

あんまり人に言ってないんですけどね。

続けてることがあるんですよ。

 

 

 

そこではここで、クエスチョン。

見たことありそうでないもの、なんだと思います?

坂東さん、スーパーひとしくんですね。

自信がおありで?なるほど、わかりました。それでは正解です!ふしぎ、発見!

正解は「デアゴスティーニで最後まで揃えて完成させた人」です!

坂東さん残念!スーパーひとしくん、没シュートです!♪テレッテレッぼわわ~んじゃないんだようるせえな。

 


そう、俺はデアゴスティーニで昨年から刊行されている「週刊ムーミンハウスをつくる」を定期購読しているのである。

一号あたり大体一つの家具とハウスの一部みたいなのが付いていて、それを少しずつ組み上げていくと、いつのまにか大きなハウスが完成する、という仕組みなわけ。

 


ここで疑問になるのは、

ムーミン、そんなに好きなの?」

という部分かと思う。

わかってるわかってる、焦らない焦らない。お答えしましょう。ずばり!「そんなに好きじゃない」

もうね、一時の熱だったとしか思えないんですけど、テレビのCMで見かけたときにあっ、これは買わねば!と思ってしまったんですよ。で、一度買い始めたらこれってなんとぴったり100号で完成するんですって。100号って、週刊だからまる2年。去年の8月からスタートしてるから、100号目が届く頃には飯能市ムーミンワールドも完成してるってわけですよTHIS IS マーケティング!俺たちの消費行動はデアゴスティーニに見透かされてる!!

 


でね、ほとんどの人がご存知ないかなと思いますので書いておきますけど、デアゴスティーニの本って創刊した時はCMもよく見るし本屋さんでも見かけるんですけど、そのあとパタッと見なくなるじゃないですか。アレ、どうなってるかというとですね。

デアゴスティーニ側も本屋さんに売れるかどうかわからない100号まで納品したくないから大体本屋に並ぶのは最初の何号かだけで、あとは直接続けたい人にだけ通販するシステムなんですよ。創刊号がやけに気前がいい中身が入ってるのも、安いのも、全てはこの「揃えないと完成しない無限地獄」に引き入れるための罠!一度足を踏み入れたが最後、あとは続けるか、めちゃくちゃ中途半端な状態までしか作れない代物を抱えて泣き寝入りするかの完成or DIE。

ということで今俺は折り返し地点の50号を受け取って呆然としているところです。

 


しかも総額で言うとぶっちゃけ10万とか超えちゃうんですね。もうわかってたんですけど

何かね、熱に浮かされてまして。怖。なんだろあれ、デング熱

お金がかかるだけあってそれなりに立派なものになるんですけど、サイズもでっかいんですね。当然場所を取る、と。

しかもご存知のように我が家には6歳と4歳のピュアなボーイズアンドガールズがいるわけ。どうなるっかって?もうデストロイ、スクラップアンドスクラップですよ。

 


てこともあって、実はこの1年間、俺は粛々と実家にムーミンハウスを送り続けている。

 


実家に送り続けているため、開けていないパッケージが溜まり続け、つい先日ついに母親から

「あんたッ!いつまでこれ積んどけばいいのよッ!」

と激おこされてしまった。

俺の母親は怒ると、いや怒ってない時でも高畑淳子に似ているので、その様はさながら鬼。鬼気迫るとはよく言ったものだが、まさか本物の鬼女が現れるとは思わなかった。俺も息子としてここは一つ報道陣の前に無言で現れて頭を下げた後にひと睨みしてやろうとも思ったのだが、大人しく「ごめん」って言いました。なぜって、俺は弱いから。

 


ムーミンはいいいよな。ムーミンママはっそんなことで怒らなそうだしな。俺もムーミンハウスにい住みたいよ。完成したら引っ越す予定です。更新が途絶えたら「そういうこと」なんだなって察してくださいね。