もうだめかもしれない。

大丈夫ですかと聞かれたら、はい大丈夫ですと言うタイプの人間です。

そして親になる

■先日息子と娘が通う幼稚園のお遊戯会を見に行った。

超ベタなんだけど、ほんと子供が舞台の上でなんかやってるってだけで、こんなにじわ〜っとなんか嬉しくなるもんなんですね。
特に娘は典型的な内弁慶で、家では感情豊かに毎日黙ってる暇が無いくらいしゃべり続けてるんですけど、一歩外に出ると
「…」
って感じの子なので大丈夫かな〜なんて思ってたんだけど、親の心配など無用という感じで随分と楽しそうに飛んだり跳ねたりという感じで
喜怒哀楽をニコニコしながら表現していて、そういう姿を見ちゃうともうパパ泣いちゃう〜って感じで、もちろんその場で涙を流すほど
感情豊かに出せる方じゃ無いんだけど、なんかこうじわ〜っと、グッと来るものがありましたね。まあ、周りのパパママみんなそうだったんだと思うんだけど。

■子供がすることって親からすると基本何でもかわいいので、
「パパ見て〜」
つって持ってくる絵だとかレゴだとか、なんでもかんでも「すごい!天才!素晴らしい!」つってるんだけど、
それをやってて俺自分が子供の頃読んでた本を丸写しして通ってた公文の先生に「自分で書いた」って嘘ついたら
先生がびっくりして喜んで「6歳のhanadekameganetくんが書いた文章」とかって教室だよりみたいのに載せちゃったから母親が大恥かいたって後年聞いたので、
なんでもかんでも褒めてのせてると、遺伝子的には同じことを繰り返しそうではある。自分に置き換えたらすげえ怖い。いやだ〜。パクるなよ。

■母方のおばあちゃんからクリスマスプレゼントとしてお菓子とおもちゃの詰め合わせが送られてきて、子供達は狂喜乱舞。
その中に子供用のフィンガー5みたいなサングラスが入ってて、娘は特に気に入ってたんだけど、
この間朝方妻がなかなか起きない娘を起こしに寝室に行ったらサングラスしたまま寝てたらしく大笑いしてました。
「昔凄かったおばあさんの大往生するときみたいだった」
って言ってた。

■この時期になるとクリスマスプレゼントの手配で全国の親は色々苦労してると思う。
何がいいか聞き出して何度も念押しするスタイルで今はなんとかやりくりしているが、とにかくコロコロ変わるのでその度に
「え!?もうサンタさんにお願いしちゃったよ!?」
と脅したりしつつ半ば強制的に変更不可とするストロングスタイルなのだが、周りの親世代に聞いてみると手紙を書かせるのが一般的の様子。
証拠を残させる、ということらしいんだけど子供相手に酷じゃない!?とかこっちは手紙こそ書かせないものの同じようなことを脅迫まがいの手法で
押し付けてるくせに勝手に思ったりする。でももし気が変わっても「いや、手紙にはこう書いてあるから」って子供に言うのかね。
俺が子供の時に親にそんなことされたらちょっと「え…いや、夢ないんかい」とか思っちゃう。

って、小学生の時使い古しの靴下に「スーパーファミコンをください」って書いた手紙を入れたけどエポック社の大迷路をもらった俺は思うわけ。
手紙の意味。

メリークリスマス ミスターローレンス。