フォトブックを作ってみた話
子供の写真、撮っちゃいますよね。
僕もなんやかんやと子供達の写真を撮ること4年。
溜まりに溜まった写真たち。
そのすべてはスマホかデジカメの中のデータに過ぎません。
一昔前、それこそ僕が子供たちと同じ年の頃、カメラといえばフィルムカメラでしたし、写真とはカメラ屋さんに出して現像した「紙の写真」を指していました。
紙の写真をこれまた紙の「アルバム」に挟んで保存していたのですから、ちょっと前まで思い出というものは随分と脆弱な記録方式だったんだなあという感じですが
考えてみれば今だってコピーは簡単にできるものの、何かあっとときにデータが飛んでしまえば、それこそ一瞬ですべての思い出は消えてしまいます。
フィルムはネガが残っていれば焼き増しもできましたが、消えたのが元のデータであれば焼き増しはできません。
子供たちが生まれる前、生まれた直後、生まれてからの毎日、最近の記憶。
それらすべてを切り取った数にすれば何千枚という画像データたちも、SDカードやスマホの中から取り出さない限りは、いつどんなタイミングでいきなり消えてもおかしくないわけです。
そんなことをふと思い、ずーっといつかやろういつかやろうと思っていた、子供の写真のフォトブックを作ってみることにしました。
長男が生まれてすぐの頃は「これから写真もいっぱい撮るだろうから定期的にフォトブックを作るぞ!まずはvol1だな」なんて思ってましたが、
いつまで経ってもvol1どころか、日々の忙しさや面倒くささにかまけて、創刊準備号さえ出せない状態のまま。
一念発起して行動を起こしたわけですが、いざやろうとしても実際にどのサービスを使おうか迷いました。
いろんなサービスも出ていますし、どこもよさそう。
だからこそ、まずは気軽に簡単に一冊作れるものをやってみようと思いました。
いろいろ見た結果、僕はこちらの「TOLOT」というフォトブックを作ってみることにしました。
一番の理由は、ずばり送料込みで一冊500円だったから。これはわかりやすい!笑
今はどこのサービスもクオリティが高いので凝ろうと思えばいくらでも出来そうでしたが、やりたいことが増えればその分当然お金もかかってきてしまいます。
もともとはデータだけで残しておくのが怖いので、印刷しておきたいというのが一番の理由でしたので、
まずはとにかく一度形にしておきたいと思い、こちらのサービスを使ってみたのです。
スマホのアプリからでも簡単にさくさくと写真を選ぶだけで作れてしまいました。
そして注文してから5日で…
じゃじゃん。届きました。
ただでさえ一冊500円なのに、楽天カードのポイントを使えたので、一冊はほぼ0円で注文できてしまいました。そこで調子に乗って息子と娘で一冊ずつ作ってみました。
表紙にも決まった位置にですが写真を入れられるようなんですが、よくわからないまま作っていたので決まったデザインから選びました。でも、結構かわいいデザインが多かったのでこれはこれでいいかも。
サブタイトルも入れられます。
こんな風に1ページに1枚ずつ写真を配置してみました。これは息子用。
こっちは娘用。
作ってみて思ったんですけど、やっぱり写真って紙に印刷したものをめくる、という行為がとても体にしっくりくるというか、一枚一枚を見るときの自分の気持ちがスマホの画面をスワイプしているときとちょっと違うみたいです。
データを残し過ぎていて、同じような画像が何枚あってもそのままにしていたんですが、印刷するものを選ぶときは1シチュエーション1枚と決めていたので、選べなかった写真も多かったのですが、それだけに残している1枚はどれも撮影したときのことを思い出せるようないいものが残っているんですね。
一冊には64カットしか選べないのですが、その32ページのフォトブックをじっくり時間をかけて読んでしまいました。
妻にも見せたところいたく感動したらしく、早速自分でも作って注文していました。
今まで溜めに溜めたデータから、少しずつ選んでこのフォトブックにしていこうかと計画しています。