もうだめかもしれない。

大丈夫ですかと聞かれたら、はい大丈夫ですと言うタイプの人間です。

2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧

500

この記事でこのブログは500記事目になった。いつまででも続けられるけど、ブログはだいたい何歳くらいまでみんな書くものなんだろうか。書く内容が変わっていきながらも続けていけば、自分の変遷が見れるし、自分史としてはこれほど手軽の、そして明確に自分…

散歩

1時間くらい散歩をした。年齢を重ねてみると、生まれ育ったこの街がとても寂しく、小さく映った。国道沿いにやけに幅の広い歩道が広がり、小さな鉄工所や塗装工場が点在し、それ以外には東京だというのにやたらと駐車場の広いチェーンの牛丼屋や弁当屋のロ…

スッキリ

昔学生の頃ちょっといい感じになった女の子と1回だけセックスした時のこと。終わったあとその子が「あー、スッキリした!」と言っていたのがすごく印象に残っている。二十歳くらいのときのことだから余計に強く覚えているだけかもしれないけど、何に驚いた…

余所者

俺は東京生まれ東京育ちだが、自分のことを都会の人間だとか東京人だと強く感じたことはない。それは地元が東京とは言え、端っこも端っこの下町であることが強く影響しているし、そもそも東京なんて別の土地出身の人間による集合体みたいなもので、東京その…

10億

人生に余裕が欲しい。実は預金口座に10億円あるんだけどサラリーマンをやっている、というような状態になりたい。歯を食いしばって上司の叱責に耐えているけど、後輩たちに「大丈夫だから」なんつって「先輩…」なんて言われてるけど俺10億持ってっから、実は…

誰?

長谷川博己に似てますね、と言われて嬉しかった。そうかなあ、なんて満更でもなかったが、お前、若い頃の宇崎竜童に似てるな、とか言われるし。かと思えば昔は綾野剛にちょっと似てたね、なんて言われていいじゃないの、なんてまた悦に入っているとエグザイ…

HSP

雨が降っていて、雨粒がベランドの手すりに当たって砕ける音がブラインドの向こう側から聞こえている。部屋の中では9月も下旬だというのにエアコンが除湿モードで設定されており、空気清浄機が弱モードで稼働し続けている。俺以外は動くもののいない空間の中…

リハビリ

日々弱っていく体、というものはなかなかに衝撃があるもので、俺は脚に障害を持っているのだけどリハビリを一定期間怠るとすぐに症状が悪化する。30半ばでこの有様、というのはどうにもこうにも時々目の前が暗くなる事実を突きつけてくる。このまま治らない…

無理

時間があっても何もできないときがある。そんなときに無理して何かをやっても大抵の場合ろくなことにはならない。余計に疲れて自己嫌悪に陥ることもしばしばだ。「忙しいというのは言い訳」「時間は自分で作るもの」みたいなことを言ったりしますが、この際…

小説

小説の公募に狂ったように応募し続けていた時期がある。ちょっとした賞が少し選考を進んだり、小さな賞を取って少額の賞金がもらえたり、結果を見ながら一喜一憂していたあの頃はとても楽しくて、今でも時々思い出すことがある。結局たいした結果も出せない…

サンリオピューロランド

後輩の女の子と取引先に商談に行った。7歳くらい下の子なので、話題の糸口が見つからないままそれでも適当に間を埋めるべく話し続けたところ、「鉄道博物館にこの間行ってきたんです」と言い出した彼女は、嬉々として鉄道について語り始めた。テレビを見てい…

足元

後輩に「靴たくさん持ってますね」と言われてドキッとした。それを言って来た後輩は男性なので、別にそういう意味のドキッではないんだけど、つまり「靴って見られてるな」ということである。先日の記事にも書いたが俺はここのところ靴を通販でよく買ってい…

大人

同性、同世代のみで集まって飲む機会があった。アラフォーの男という存在自体が比較的貴重なこの会社で、普段あまり接する機会もない人たちと話して見ると、仕事の話、家庭の話、お決まりの下ネタと盛り上がる。皆社会人として10年から15年近くを過ごし…

何者でもないし

中学生の時に父親と「12人の怒れる男」の舞台を見に行った。青年座だったと思う。帰りにドトールによってジャーマンドッグを食ったと思う。そういうことを急激に思い出したりする。それを俺はマック・デマルコのchamber of reflectionを聴きながら思い出した…

知る人ぞ知る

地元の店が「名店」とかメディアで取り上げられたりすると、大抵の場合地元の人は「たいしたことない」「普通の店」「なぜ持ち上げられてるかわからない」などと言うことが多き気がする。「そうなんだよ!名店なんだよ!いやー鼻が高いな!地元からそんな店…

店員

店員さんとのやりとりというのがいつまで経っても苦手なのだが、誰でもそういうものなのだろうか。ある程度の年齢を重ねるとまあなんとなく上手くなるのだろうけど、いつまで経ってもお店の人、というのは自分より年上であるという認識が拭えず、自分より何…

通販

通販で靴を買っているのだが妻は「信じらんない。通販で靴なんて怖くて買えない」と言う。そんなに怖いことではない。なぜなら自分の靴のサイズなど知っているから。俺は26センチなら靴はなんでもいいのだ。ZOZOで26センチのいい感じの靴がセールになっ…

視線

人を傷つけることに鈍感になりそうなことが怖い。年齢を重ねて色々鈍感になる。少し前までそれは加齢によるものだから仕方がないと割合簡単に諦めていく所存だったが、ここ最近年齢の若い世代と仕事を一緒にすることが増えてきたことを受け、そこに恐怖を感…

誕生日

予定をoutlookで管理するようになって1年以上経過した。アナログの俺からすると紙の手帳にペンで書き込んで予定を管理する以外の方法を取ることなど考えられなかったが今やすっかり馴染み手帳は買わなくなった。会社のPCでもスマホでも家でも全て同期できる…

長いこと夢を見ないと思っていた。子供の頃はよく夢を見ていたのだが、最近見ない。まあ夢も希望もない毎日を生きていると物理的に夢も見なくなるもんですねハハハなんて思っていたんだが最近立て続けに夢を見たのでメモとしてここに記す。1本目。俺は何か…

かっこいい

日常の中で期せずしてかっこいい言葉使っちゃったな、みたいな瞬間があり、その瞬間の雰囲気が愛おしく感じるのは何故なのだろうか。例えばなんだけど旅行もしくは出張の話をしていて海外の話題が出た時に「トランジットで…」という言葉が出ると「おお」とな…

星野

途切れ途切れに書いているが、俺は結構前から星野源が好きでまあ今でも好きなんだけど、今やこうして押しも押されぬ大スターとなってしまった今言いにくい感じがあるのも確かである。それと彼はやはり若い女性に人気があるわけで、おっさんが好きというのも…

いずれわかる

いいことと悪いことは同じくらいのレベルで同じくらいの量起きると俺は信じ込んでいるので、ここ数ヶ月俺の身にめちゃくちゃ起きている変化(自分としては極めて「よい」変化)を目の当たりにして「はてこれからどれほどひどいことが起きるのだろうか…」と怖…

バンド

会社の同僚が昔やっていたバンドを発見してしまった。自分たちで運営していただであろうHPも残っており、そこでは視聴もすることができた。リンク先のyoutubeには何とライブ映像まであるではないか。その粗い画像の中、若いが間違いなく自分のよく知っている…

夢の外へ

この間飲みながら話していたら相手の言った話題に乗っかって別の話題を話したつもりが、今目の前の人が話したことをそのまま繰り返していただけだったらしく、周りの空気が一瞬止まっていた。「今話したよ」「何言い出すのかと思った」「しっかりしろ」など…

電車

朝から電車の中で臭いおじさんはスーツが臭いということがわかった。彼らとて身体は風呂に入るから朝一からそうそうキツイ臭いは放たない。口臭は多少あるかもしれないが多くは彼らの来ているスーツから放たれている謎の臭い。これが朝の満員電車の臭いの正…

サイドチェスト・サマーオレンジ

俺が高校時代にやっていたバンドは「サイドチェスト」という名前だったんだけど今にして考えても全く意味がわからない。俺は本気でその時格好いいと信じて疑わなかったし、何なら俺は音楽に愛されてるとまで考えてたのだから恐ろしい。馬鹿は始末に負えない…

四ツ谷で女がホームに突っ伏して倒れていた。近くに女性の駅員がいて、ペットボトルの水を差し出していた。女の傍らには盛大にぶちまけられたゲロの跡。意識がない方がきっと彼女にとっては都合がよい。そのまま朝まで目が覚めませんように。ズボンがずり下…

気持ちというのはとても不安定で簡単にも難しくもなるという出来事に遭遇する。自分の身の回りの人間は、これほど近くにたくさんいるのに、その人の気持ちというのは言葉に出さなければ大抵の事柄は伝わらず、伝わったと思うことは大概思い違いであり、伝わ…

オーダー

カジュアルなイタリアンで酒を飲んだ。店員の若い女の子が俺がたくさん注文しているのにどういうわけだか暗記しようとしているのかメモしない。四品目を過ぎたあたりからこちらも意地になり頼む必要のなかった料理を追加してしまった。女の子はきつく唇を結…