もうだめかもしれない。

大丈夫ですかと聞かれたら、はい大丈夫ですと言うタイプの人間です。

知る人ぞ知る

地元の店が「名店」とかメディアで取り上げられたりすると、大抵の場合地元の人は「たいしたことない」「普通の店」「なぜ持ち上げられてるかわからない」などと言うことが多き気がする。「そうなんだよ!名店なんだよ!いやー鼻が高いな!地元からそんな店が出るなんて!」と喜んでいる人は少ないのではないだろうか。俺の地元にも少ないながらメディアで取り上げられている店があるのだが、ほぼ例外なく「なぜ、あの店が?」というレベルのものであり、いい・悪いは別にして「ただ続けていたら注目されるようになった」というのが正しいのだろうな、というような古い店ばかりである。この間家の近くの美容院に行ってその話をした。美容師も概ね賛同してさんざんその有名店のことを「まあ普通の店ですよね」などと言っていた。ところが不思議なもので、これが地元以外の場所となると誰が発信しているかもわからないネット情報などを簡単に信じ、地元の知る人ぞ知る穴場みたいな店に行って飯を食えたりすると「いやー、俺はいい体験をした」などと思うのだから所詮俺も馬鹿の一人なのだと思い知る。結局は自分がよければそれでよい、という話。