「あそぼ」の無限ループに巻き込まれた話
こんにちは、hanadekameganetです。
今日は祝日で会社がお休みでしたので、朝からこどもたちと遊ぼう!と決めました。
たまにはいいところを見せようと(そうしておかないとそろそろ何か言われるのではないかというイヤな予感もあり)
妻に「今日はひとりでお出かけしてきて!」と大見得を切り、笑顔で送り出しました。
さて、ここからです。
気持ちよく送り出したものの、3歳と1歳の子供というのは「あそぼうモンスター」です。
そのモンスターにこれから素手で、一人で立ち向かわなくてはなりません。
早速長男がビー玉のような瞳で「あそぼ?」とにじり寄ってきます。
長女はまだ言葉をそれほど多く使えないのですが、「あそぼ」だけはしっかりマスターしておりまして
早速二人で「あそぼ、あそぼ」と連呼してきます。
もちろん!最初から遊ぶつもりだったんだよ!今日はとことんあそぶよ!!
〜1時間後〜
もちろんこうなります。
遊ぶ前はきちんと掃除してあったんです。
よく考えると、子供向けのおもちゃって、とにかく「いっぱい入ってる」ものばかりです。
そして、それらは9割方「散らばる」ということでその役割を全うしているのです。
例えばこちら。
これは何に見えますでしょうか。
実はマグネットの魚たちをこのようにくっつく本に付けて、磁石付きの竿で釣る、という魚釣りゲームなんですが
秒速で散乱するので、釣る時間より集める時間の方が長いんです。
セットしている間にこどもの集中力は切れますので、あっという間に次の遊びに興味が移ります。
だからなぜか廊下にぽつんと落ちている奴があとから見つかったりします。
何この魚?
積み木もとにかく散らばりがちです。
何より、まだろくに積み木を積むことすらままならず「ピタゴラスイッチしよ!」と言い出したかと思えば、ドミノのように並べだし
それを倒しては「♪ピタゴラスイッチ、ミニ」と短いバージョンの方の歌を歌っては満足そうにしている始末です。
これも自分の心を整えるかのように冷静に戻して行きます。
そしてブロックです。そもそもバラバラになっていることが正しい状態なので当然のごとく散らばります。
戻します。
そして大本命。
トミカです。
時に投げられ、時に転がされ、時に食べられ…
とありとあらゆる遊び方を受け入れるおもちゃ界のスーパースター。
あっと言う間にどこかに行ったかと思えば、とんでもないところから発見されるというのもトミカあるあるかと存じます。
戻します。
と、これを何ループしたでしょうか…
散らばり、戻し、散らばり、戻しを繰り返し
「殺してくれー!!」
と発狂寸前になったところに「ただいま〜」という妻の声が。
平日毎日こうしてこどもたちと遊んでくれている妻に改めてありがとうを言いました。
本人はもう慣れてしまったのであまり苦ではないと言ってましたが…
ただ、夜寝る前に
「今日パパと遊んで楽しかったんだー」
と長男が妻に報告していたので、なんとか「よかった…」と思えた祝日でした。