もうだめかもしれない。

大丈夫ですかと聞かれたら、はい大丈夫ですと言うタイプの人間です。

おまわりさんがこわい話

こどもが言うことを聞かない、ということ、よくありますよね。


小さなお子さんを持つお父さん、お母さんにとっては深刻な問題でして


時にアメやムチを使い分けて日々過酷にこどもたちと向き合ってきていると思うんですが


その中でも古典的に用いられている手法として


「自分たち以外の第三者が来るぞ」という若干脅し的な要素の入ったアレがあると思うんです。


この手口が有効かどうかというのはあるんですけども、やっぱりこの「なまはげ方式」と言いますか


「悪さをすると未知のなにものかがやってくる」という部分に得も知れぬ恐怖というのは子供は感じるものでして


やはり即効性というのはあるわけです。





実際少し前に「鬼からの電話」というアプリが流行ったと思うんですが、アレも「少しでも子供達をおとなしくさせたい」という親たちの切なる願いが生み出したのではないかと思うわけです。


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もちろんこの手法って使いすぎるとこどもも慣れちゃって全然効果がなくなりますし


なによりまあやっぱり「脅し」なので、使いすぎも子供を恐怖で従わせているだけになっちゃうので、その辺のさじ加減って難しいんですけども


それでも「カンベンしてくれええええええ!!!!」ってなるときはありますので、ここぞというときの切り札としては我が家でも発動させることにしています。


もうすぐ2歳の娘はまだまだその辺通用しないので、使用するのは主に4歳になる息子なのですが


自分たち以外の第三者、彼を最も怖がらせる存在というのは誰か。


実は


おまわりさんです。


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トミカ警察」が大好きで、消防車も救急車も大好き。


そんな彼がなぜこれほどまでに「おまわりさん」を怖がるのか。


その辺の理由は一切不明なのですが、あるとき妻があまりにも言うことを聞かずにわがままばかり言う息子に対し


「そういう悪いことばかりする子はおまわりさんに捕まっちゃうんだよ!」


という趣旨のことを言ったところ、いっきにトーンダウン。


最終的には号泣しながら「おまわりさんに言わないで!」「逮捕しないで!」と言いながら謝った、というのです。


彼にとって「警察」「逮捕」というものがどれだけ恐ろしいものとして捉えられているのか。


普段のトミカ遊びだと「犯人逮捕!」とかパトカーを振り回しながら自分が警察側の視点で遊んでいるときには平気らしいのですが


いざ現実世界で自分が「逮捕されるかもしれない」となると、異常に恐怖を感じるようです。


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※なんか、こんな風にやってくるイメージなんですかね。


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※で、こうされると…。


最近ではそのあまりの怖がりぶりに


「こいつ、前世で相当の悪人で警察に何かひどいことでもされたのかな…」


とも思います。


なんにせよ、それだけ怖いのであれば、一生警察のお世話にならない真っ当な人生を歩んでくれればいいな、と思っています。