もうだめかもしれない。

大丈夫ですかと聞かれたら、はい大丈夫ですと言うタイプの人間です。

赤い実がはじけた話

こんにちは、hanadeakameganetです。


小学生くらいのときに、国語の教科書で読んだお話ってふと思い出すことがあると思うんですけれども


僕の場合はこちら。


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「赤い実はじけた」


というわけでございまして


光村図書の国語の教科書をお使いだったかつてのBOYS&GIRLSには非常に甘酸っぱい記憶として刻み込まれているのでは、と推測します。




今調べましたら、6年生向けの教科書に掲載されていたようです。


多感な年頃、異性に関して色々と悩み多き年頃でもある時期に


国語の授業中、ふと出会ってしまったこの感度バツグンなストーリー。


なんともむず痒い居心地の悪さを感じながらも


なぜか忘れられないストーリーとタイトル。


なにより「『赤い実』とは、何のことを指していたのでしょうか」


みたいに、その後クラスメイトの前で教師から問われかねない恐怖。


「赤い実」って。今でも真面目に答えるのは恥ずかしい。


で、ですね。


なぜ僕が思い出すのがこの「赤い実はじけた」なのかと言いますと


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これ、突然グロ画像で本当申し訳ないんですが僕の顔、下唇にご注目ください。


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さらにグロくてお食事中の方本当申し訳ないんですけれども


こんな風にぱっくりと割れてるんですね。


秋から冬にかけて、僕の下唇、常に割れてるんです。


いつからかは覚えていないんですが、寒くなって空気が乾燥する時期になってくると唇がカサカサしはじめまして


「あ、そろそろくるな」


と思ってますと、満を持して「プツッ」と


まるで、焼きたてのシャウエッセンが、あるいはバイエルンが爆ぜる時のような具合で下唇の真ん中あたりが割れるんです。


このことを我が家では「赤い実はじけた」と表現しております。


これを見て「お、赤い実はじけたねえ」と季節の変わり目を実感しているわけです。


「今年はまだ弾けてないねえ」


「あれ、もうはじけてる?」


みたいな感じで、なんなら花見シーズンの桜前線ばりに風物詩となっているわけです。


ちなみに、子供が生まれてからは、だっこをしているときなどに定期的にこの赤い実が気になるのかむんずと掴まれることがありまして


その度にせっかく治癒しかけている赤い実が再度強制的にはじけております。


流血とともに。いや、本当にちょっとマジで痛い感じで。


赤い実はじけたの実が赤いのって、もしかして血に染まってたからじゃない?くらいの感じで。


さすがに「ちょ…!!」みたいな感じで静かにこどもを下ろしてしばらく指で押さえて耐える、みたいなシーンも冬場には1シーズン2、3回あるんですけども。


多分その時の僕は路上に片膝ついて耐えてるんで、外からの見た目的には


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こんな感じでターミネーター感は出せてるんじゃないかと思います。


ということで、つい最近も娘に無言で頭突きをされまして


今シーズン通算3回目の赤い実がはじけた記念に書かせていただきました。


今も教科書に載ってるんですかね。


赤い実 はじけた

赤い実 はじけた

※短編集として本が出ているようです。