もうだめかもしれない。

大丈夫ですかと聞かれたら、はい大丈夫ですと言うタイプの人間です。

フォークデュオ

中年男性なので会社で若手の女子社員から音楽何聞いてるんですかあ?などと言われると挙動不審気味にならざるを得ない。色々聞いてるつもりでいるにはこういうときに何にも出てこなくて「星野源が好きでさあ」などと言ってるのは自分以外の中年が言ってたらゲロ吐いちゃうな。「他には?」とどう言うわけだか食い下がられたのでApple Musicでついこの間プレイリストに追加した集団行動のことを思い出して「集団行動とか…」と言ったら「え?」と案の定言われてしまった。メンバーが遊びでやってるフォークデュオというなんちゃってフォークがどストライクだったのでYouTubeで散々トレーラー映像を見た上でライブ会場限定販売というのを見てメルカリで調べたら2点出てて2点とも完売しておりがっかりしてから改めて検索したら公式が普通に通販やってたので普通に買った。なんなんだよ。で、届いたので先ほどから聞いてるわけなんだけどこれがよい。好きなものをこれが好きだと伝えるのが苦手なのだと思っている。人に批判されたくない、という部分が一番であり、俺が何を好きだろうがお前が何を好きだろうがそれは完全に個人の自由なのだから放っておけ、という一言に尽きる。大抵の場合人の好き嫌いなど聞いたところで数秒後には忘れているのにその場の変な空気感だけはいつまでも残っていて夜中に思い出して悔しさや恥ずかしさに悶絶するだけだからなんの得にもならずメリットもなくコスパが悪い。先日も焼肉屋で飲んでいる時にアマゾンプライム韓国映画を最近見ているという話をしたら「どんなものを?」と聞かれたのでとりあえず「殺人の追憶とか…」と言った後「他には?」と聞かれて「殺人者の記憶法とか…」殺人ばっかりじゃねえかと言いながら自分でも思ったよね。だって面白いんだもん。暴力シーンが痛そうで韓国映画は見ていて痛い。