もうだめかもしれない。

大丈夫ですかと聞かれたら、はい大丈夫ですと言うタイプの人間です。

あかずの間

職場のトイレの個室がいつも塞がっている。

私の職場の男子トイレは個室が2つ、小便器は3つという、オフィスのフロアの広さ、及びそこに詰め込まれた人員の数から考えるに
建築には素人ながら物申したくなるほどのトイレ的には劣悪な環境であり、「働き方改革」とか言う前にとりあえずトイレ改革から迅速に進めてほしいところなのである。

当然ながら大をするための競争は熾烈を極める。

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閉じるボタン

エレベーターに乗るといつも気になるのが

「誰がボタン係をやるべきか?」

という点である。

乗った時の順番、もしくは乗った後のポジショニングによって
「そのエレベーターが最上階(もしくは最下階)に着くまでの間、人が乗ったり降りたりするのをアシストするボランティアのボタンを押す係」
という役割を果たさないといけない可能性がある。

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二度寝

二度寝を毎日している。

とは言え、私も会社員なので、寝坊をするわけにはいかない。
意図的にしているのだ。

これを「意図的二度寝」「二度寝プレイ」「擬似二度寝」などと自分では名付けようと思っている。
どれを使っても構わない。

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どこもかしこもお年寄り

高齢化社会なので、街ですれちがう人というのはだいたいお年寄りである。

語弊があるかもしれないが、私がテリトリーとしているところがたまたま平均年齢が高いのか、とにかくどこもかしこもご年配なのである。

通っているジム、よく行くコンビニ、スーパー、銀行、書店、喫茶店。
気がつけば周りはお年寄りだらけである。

それが嫌とかそういう次元ではない。
我々だっていつか年を取る。
人生の先輩たちに対して尊敬こそすれ、決してネガティブなイメージを持つことはない。

ない、というのは嘘である。
嫌な奴は若くても年寄りでも嫌な奴だし、いい人は若くても年寄りでもいい人である。

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指を舐める

新しいボックスティッシュを出して、一枚目を引き抜こうとした際、
ぎっちり詰まっていて取り出しにくかったので、指をぺろっと舐めた。
自然な動作だった。

舐めることにより指は湿り気を帯び、ティッシュはいとも簡単に引き抜くことができた。

しかし、どこかで引っかかる。
なんだろう。

指を見つめて思った。
今、俺は指を舐めた。

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指輪を外す

指輪を外す癖がある。

癖の話を数日前に書いたときにはすっかり忘れていたのだが、自分の癖なんてそんなものかもしれない。
普段意識せずにやっているから癖なのだ。

ともかく、私はしょっちゅう指輪を外している。
結婚指輪である。

他意はない。
ただなんとなく外している。
家にいても、会社にいてもだ。現に今も私は指輪を外してキーボードを打っている。

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