もうだめかもしれない。

大丈夫ですかと聞かれたら、はい大丈夫ですと言うタイプの人間です。

今夜は眠りたい

もう遠い昔のことのようだが、今年の10連休は悪夢だった。

文字通りの意味で、俺は悪夢を見続けた。
起きると汗びっしょりで、うなされて起きた。
それがほぼ毎日続いた。

それは仕事上、私生活上での不安ごとやストレスから来るものもあれば、
単純に引っ越して間も無いということもあり、環境に慣れずに寝づらいということもあったのだと思うけど、
純粋に仕事が10日間も無いということが最大のストレスだったようにも思う。

仕事をしていた方が気が楽だなんて、情けないというか恥ずかしいというか、なんだか惨めな気分だった。
俺はずっと何か仕事をしていないと、誰かに必要だと思ってもらえていないような気がして寝ることすらままならないのか、と愕然とした。

連休が明けて仕事が始まると、連休中にストップしていた案件について、従来以上に短いスケジュールでこなさなければならないことも多く、
没頭して夜遅く帰宅すると疲れているのでそのままぐっすり、というパターンばかりでむしろ精神的にも肉体的にも楽だった。

最近では土日の方が平日より焦燥感を感じてしまう。
無駄に過ごす日が増えた。
いつでも疲れていて、平日は会社からの帰りの電車の中で土日にあれもやってこれもやってと考えているが、
いざ休みになればそのうちの1割も出来ない。横になってスマホをいじるか子供の相手をするだけで精一杯で、自分のことなど何も出来ない。
疲れてしまって起き上がることすら気合を入れないと出来ない状態だ。家にいて五体満足なのに、まるで長期入院している重病患者のような有り様で、
このまま俺は生きながらにして死んでいるような毎日を暮らすのか、あと何年生きるのかわからないが、平均寿命まで生きるとすれば数10年これの繰り返しである。

精神は疲弊していても身体的には大した運動もしていないから疲れていないので夜も眠りにつくのが遅い。
結果的に安酒を夜な夜なあおって倒れるように無理矢理眠る。うなされて夜中に起きる。浅い眠りの中で夜明けまで幾度かの覚醒を繰り返す。
スマホを見れば1時間おきに目を覚ましている、というときもあった。
今夜は酒のストックが切れている。近所のコンビニに買い出しに行きたい気持ちを殴りつけてブログを書いている。
今日は酒の飲み過ぎかついに壊滅的な下痢の症状が出て正露丸で押さえつけているところだ。

シラフで俺は今夜眠れるのだろうか。
眠れるのであれば、静かに朝まで眠りたい。