もうだめかもしれない。

大丈夫ですかと聞かれたら、はい大丈夫ですと言うタイプの人間です。

母親がいきなり喪服を返してきた話

こんにちは、hanadekameganetです。


最近ヘンな事件多いですね。


そんなに最近ではないんですが、偶然見かけたこちらの事件。


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非常に衝撃的な見出しでして


なぜか表示されている広告が「ファブリーズ」ということで奇跡的にニオイとシンクロしてしまっております。




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犯人のコメントが理路整然としすぎていて逆に怖いですね。


「なぜ私が体操着を盗んだかと言いますと〜」あたりのくだり、ヤバいです。


ピシッとスーツを着た容疑者が何故か顔にパンツを被って真面目に話しているシーンを想像してしまいました。


ちなみにこの容疑者の方ですが


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現在は改心されているご様子。


ぜひ次の「相棒」で元ネタにして頂きたいところです。







さて、話は全然変わりますが、先日祖父が亡くなりました。


お通夜も済み、四十九日の話をしに実家に行きますと母が


「そうそう、あなた、喪服持ってくの?」


ええ?


…ええ?


「…どういうこと?」


「こないだ言ってたじゃない。喪服ないかって。あれね、これじゃないかなっていうのあったから。クリーニングから帰ってきたから。持って帰りなさいよ」


恐らく世界中にこの会話を解読出来る人は一人もいらっしゃらないはずなので、ぜひ僕の感じた恐怖と孤独、そして理不尽さを共有して頂きたく解説させて頂きますと


僕が必死になって事態を集約した結果、時系列的にまとめますと、下記のようになります。


1、実家に済んでいた頃に礼服を買った

2、実家を出たときにその礼服は置いてきていた

3、必要になったので実家に取りに戻ろうと思ったら母に「そんなの無い」と言われなぜかクローゼットを探させてもらえなかった

4、「絶対あるから」と言っても「猫がいるから」という謎の返答一点張りで絶対に探させなかった。

5、それが原因で少し険悪な雰囲気になるくらいだった

6、埒が明かないので結局新たに買った


〜この間、実に数年〜


7、結局実家にその礼服は存在していた。

8、つい先日平然とそれを返却してきた。





さあ、皆様。


どう思われますでしょうか。この怖い話。


個人的に今書いていてもリアルに背筋がゾッとするのが4のくだりなんですけども。


たしかに実家に猫はいますよ。僕も大好きな雄のもんた(今年で15歳)がいますよ。


しかし、なぜ?なぜ猫がいるとクローゼットを開けてはいけないの?


そしてなぜ礼服は無かったことになっていたの?


そしてなぜそれをおじいちゃんのお葬式が終わったタイミングで言い出すの…?


母親なりのジョークなのかとも深読みしましたが


もしそうだとすると黒すぎるだろという感じですし、そもそもそれのどこがジョークなのか、「ジョークとは?」というところから考えないといけません。


それに、まったく本人の口ぶりからは他意は無さそうだったので、ただ単純にこのタイミングで見つかった、ということのようなんですが…


母親は昔から時々こういった「何が怖いって、人間が一番怖いよね…」という結論に落ち着く系の話を思い出したように提供してくるので油断ならないのですが


今回はその場で笑えないくらい衝撃を受けてしまったのでここに記録させていただきました。


ということで、本日は


「人間って、結局はわかりあえないのかもしれない…」


という切ない結論にて筆を置かせて頂きます。