もうだめかもしれない。

大丈夫ですかと聞かれたら、はい大丈夫ですと言うタイプの人間です。

車の運転

車の運転が下手である。

あっちを擦り、こっちをぶつけ、3年前に新車で買った車は、不憫なことにぼろぼろになってしまった。
つい先日ももう何百回も通っているはずの家の駐車場を出てすぐの電柱に思いっきり左側面を
「ガリガリガリ!」
と猫のマーキングのようにこすりつけてしまい、あとで降りて見てみたら、電柱には黒と黄色のシマシマの保護テープが
巻いてあったものだから、車体にも黒と黄色の模様がついてしまっていた。わあ、くまのプーさんのティガーみたい!と
ポジティブに捉えられる心が欲しかった。現実の私はその跡をそっと撫でたあとに「あーっ!!」と咆哮した。

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ゲーム実況

あまり褒められた話ではないのだが、子供にスマホを渡してしまうことがある。

これはもう、ね。
いや認めます。

心が折れる瞬間って、あるじゃないですか。
まあ、いつも折れてるっていうか、しょっちゅう折れるし、そもそも折れるほど普段からぱきっとまっすぐ伸びてた?
むしろ最初からぐんにゃり垂れ下がってない?心。
という気もするが、子供たちの底抜けの体力に追いつかず、それでも「ねえねえねえねえねえあそぼあそぼあそぼあそぼうよ〜!!!!」というのが
数時間続くともう「これ…」とスマホを渡してしまう時もあるじゃないですか。あるんですよ。

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電卓

流通業をやっていると、商談の場で取引先に価格の交渉をすることもある。

と書くとなんだかかっこいいが、要は

「ここんとこもう少しなんとかなりませんかねえ〜!??
お願いしますよう〜お願いお願い〜こっちも苦しいんですわ〜!!
下げちくり下げちくり〜!!!!」

ということをもっともらしく言っているだけである。

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裏窓の目撃者

会社で仕事中に私用の電話をかける際の作法というのは、どのようなものなのだろうか。

これは、だいぶ個人の裁量に委ねられているところが大きいように思う。
人によっては気にせずにそのまま自分のデスクで話し始める人もいる。
もちろんたいていの用事というのは短時間で済むわけだし、そのせいぜい数分という時間にとやかく言う人というのもそうそういないので、
それでも構わないのだけど、私は単純に「誰かにプライベートな会話を聞かれるのは恥ずかしい」という理由で席を立つ。

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息子のうんこ事情

息子のうんこが流れない。

いきなりのうんこの話で申し訳ない。

今回の話はずっと、ずっっっとうんこの話なので、今お食事中の方、
もしくはカレーを食べている方、
もしくはうんこアレルギーの方、
そして、うんこを食べている方も読むのを控えていただきたい。

しかし、私にとって目下の悩みは息子のうんこのことなのだ。

水洗便所に大をして、それが流せない。
もはや禅問答のようだが、本当のことである。

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あかずの間

職場のトイレの個室がいつも塞がっている。

私の職場の男子トイレは個室が2つ、小便器は3つという、オフィスのフロアの広さ、及びそこに詰め込まれた人員の数から考えるに
建築には素人ながら物申したくなるほどのトイレ的には劣悪な環境であり、「働き方改革」とか言う前にとりあえずトイレ改革から迅速に進めてほしいところなのである。

当然ながら大をするための競争は熾烈を極める。

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ルーティン

日常の中にルーティンがいっぱいある。

生きている限り色々やらないといけないことがあるわけだけど、これが時々
「なんでこんなにいろんなことやらなきゃいけないんだ」
と頭にくることがある。

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閉じるボタン

エレベーターに乗るといつも気になるのが

「誰がボタン係をやるべきか?」

という点である。

乗った時の順番、もしくは乗った後のポジショニングによって
「そのエレベーターが最上階(もしくは最下階)に着くまでの間、人が乗ったり降りたりするのをアシストするボランティアのボタンを押す係」
という役割を果たさないといけない可能性がある。

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