もうだめかもしれない。

大丈夫ですかと聞かれたら、はい大丈夫ですと言うタイプの人間です。

レシピ

先日夕食に鯖を使った料理があって俺にとってそれはとにかく美味く感じたので「これはすごい美味い。もう一回作って欲しい。めちゃくちゃ美味い」と何度も言ったのだがどうも妻の反応が良くない。聞いてみると鯖缶をそのまま使っただけだから、と言う。とはいえもちろん缶詰そのままではなくそこににんにくを刻んで入れたりオリーブオイルと塩胡椒を加えプチトマトを入れて最後にチーズを加え熱してという工程を加えることによって「料理」になっているのだからいいじゃないか、とも思うのだけど、難しいところですね。こんな感じで以前もささみとキムチを和えたものを絶賛しても対応がイマイチだった。確かに簡単なのかもしれないが、ささみをチンし、それを細かく裂くと言う作業、さらにキムチと混ぜ合わせ、そこにごま油と塩胡椒を加え、さらにそこへかいわれ大根まで加えるという一手間ふた手間かけているわけでこれとて「料理」と言って然るべき、と力説した。そのおかげかこちらについては我が家の定番メニュー、今や常備菜と言ってもよいラインナップに入ってくれたので俺はいつでも「美味い。これはいつ食べても美味い」と感謝の気持ちを妻に伝え続けている。日々の喜びここに賛美。