もうだめかもしれない。

大丈夫ですかと聞かれたら、はい大丈夫ですと言うタイプの人間です。

娘のファッションセンス

娘が5月で3歳になる。

不思議と2歳年上の息子の時と比べて
もう3歳かあ、というよりは、まだ3歳かあという思いの方が強い気がする。

二人目の特権か、言葉の覚えも息子のときよりも早く、ずいぶん前からきちんと
意思の疎通が図れているという実感もあったし、そういう意味では
「あれ、お前まだ3歳だったの?」という思いがするような気がするのだ。

そんな娘なので、妻に聞くところによれば、最近は着る服を自分で選ぶようにもなってきたらしい。

基本は妻が選んだ服を彼女に着てもらうわけだが、最近は母親のチョイスに気に入らないところがあると
激しく抵抗し、着ないこともあるという。
この辺りはさすが女の子というか、息子にはあんまり見られない現象である。
息子が気にするのはせいぜい素材くらいで「ちくちくするからやだ」程度だ。

ある日仕事中に妻から送られてきたLINEを見ると
「さーちゃんが選んだ服」
と書いてあり、ド派手な格好の娘の画像が添付されていた。

猫耳付きのニットキャップ、
水色のアウター、
水玉模様のオーバーオール、
エナメルの黒い靴、
そして天気が悪い日だったので真っ赤なキティちゃんの傘をさし
彼女お気に入りの刺繍入りポーチを持って闊歩するその様は
「地元にいる、害は無いけど個性的な服装の老婆」そのものであった。

逆にすごいファッションセンスがあるのかもしれない、と子供に関してだけは根拠なくポジティブシンキングの僕は思った。