もうだめかもしれない。

大丈夫ですかと聞かれたら、はい大丈夫ですと言うタイプの人間です。

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テレワークをしていると我が家がどれだけ通販に頼っているかがよくわかる。
しょっちゅうチャイムが鳴り、その度に宅配便の受け取りをする。
この立ったり座ったりの運動だけでも、スクワットがわりにならないだろうか。

息子の火傷の病院には妻が連れて行ったくれたので、
その時間帯に娘をスイミングに迎えに行く。

娘だ、と思った少女に近づくと、見たことがないマフラーをしていて、あ、違うと踵を返した。
怪しい。超怪しい中年男性。
でも、絶対娘だよなーとちらっとみるとちょうど振り返ったところ。
どうみても娘なので手を振って近寄る。
「そんなマフラー持ってたっけ?」
「昨日買ってもらって、今日初めてつける」
それは知らないのよー、という感じだった。

洗濯物を取り込むのが寒い時期になってきた。
乾きも悪い。湿ったままなのか、冷たい外気を含んでいるだけなのかがわかりにくい。
とりあえず取り込んで家で畳みながら念のためチェック。ただ冷たいだけのことが多いが、厚手のズボンはポケット部分が乾いていなかったりして手強い。

夕飯にハーゲンダッツを食べれてリッチな気分になりながら、有吉の壁3時間スペシャルを見るが、途中で子供が飽きてしまい、俺も最後まで見切れなかった。やっぱり1時間でいい。30分でもいいから毎週やってくんないかな。

せっかく買ったリュックが届いたんだけど、でかいしかたいし重いので、返品することにする。
大は小を兼ねるだろ、と買ったサイズなのだけど、やっぱり適材適所って言葉もあるし、無理矢理自分を納得させて使いそうな自分を必死にもう一人の自分が説得した。自分都合なので返送料も自腹だし、馬鹿みたいだけど、しょうがない。

夕飯の後に近所に住んでいる父親がやってきてアプリを入れて欲しい、という。
アプリを入れるのにパスワードがいるのだけど、父親のアプリは友人の息子とか言う人が勝手に変更したらしく、そのパスワードを入れてみたら、違っていた。
一悶着したあとで、俺が設定してあげた初期パスワードを入れたら普通にダウンロードができた。
その人は変更したつもりで変更できていなかったのだ。
どういう神経かわからないが、人のパスワードを勝手に変更するというのが信じられない。
しかもそれで変更もできていない。普通に父親に対して、人にパスワードなんかいじらせてはいけないと怒ると、しおらしく謝るので、きまりが悪くなってしまう。
どういう友人だかしらないが、そう言うやつとは父親といえど、あまり付き合わないで欲しい。

なんか、毎日やることがたくさんあって、生活するのは大変だなと思う機会が増えた。
年齢か、冬季うつか。最近「気圧のせいで」と平気で言う人が増えて、ああ、理由の選択肢が増えて、いいなと素直に思った。それでいいんだ、というか、別に理由なんかなんでもよくて、自分の具合が悪いのは自分のせいではない、とすることが大事なんだなというか。

やることのルーティンが多い人ほど、生きるのがつらい。
周囲の人を見ていると、自分に甘い人ほど文句を言う機会も多いな、と思った。