もうだめかもしれない。

大丈夫ですかと聞かれたら、はい大丈夫ですと言うタイプの人間です。

相棒

ロボット掃除機とサーキュレーター付き除湿機を買った自分を褒めたい。


間違いなく俺のクオリティオブライフは上がったと言える。


もともと掃除は俺がやることが多かったのだが、3月以降家族全員在宅率がどうしても高くなり、
家にいることが多くなると子供達がおかしを食べることも増えて、家で喧嘩することも増えて、
家の中が必然的に荒れた。


それが嫌で毎日毎日土日も、会社から帰ってきても掃除をしていた。
テレワークで在宅率が上がってからはもっと掃除するようになった。

そのうち掃除があまりにも生活の一部のようになってしまったことに嫌気がさして
「もう子供達の部屋は掃除しない」
と宣言したが、1日で断念して、ゴミを回収して回った。
俺の衛生観念が我慢できなかった。

ロボット掃除機は安いものを買ったので、とにかくあちこちぶつかって動き回って掃除する。
その姿が少しバカな感じで、とてもかわいい。
いなくなった元飼い猫のもんたの名前をもらって「もんちゃん」と呼んでいる。

もんちゃんはよくコードを飲み込んで「たすけてー」という感じでピーピー鳴く。
なのでそのたびに助けに行ったり、コードを片してやったり、正直てはかかるのだが
「自分以外に掃除を手伝ってくれる存在がいる!」
というのは思いの外俺に大きな癒しをもたらしてくれた。精神的に味方がいる、というのはとてもプラスになる。


サーキュレーター付き除湿機も心強い。
秋はここ数年雨が多く、台風も年々増えている気がするくらい長いし多い。
夏の間に嫌な予感がして購入したが、先月末から活躍しっぱなし。

家の乾燥機は洗濯機のおまけみたいなものしかないからタオル類くらいしかまともに乾かせないので、それ以外の衣類や
靴下、下着といった細々としたものは全て折りたたみ式の物干しを広げて、そこにかけ、この除湿機をつけると数時間でまともに乾いている。

これは嬉しい。
サーキュレーターで風を当てているからなのか、乾燥時間が短縮できているからなのかわからないが、部屋干しの嫌な匂いもほとんどしない。


タンクが除湿した水でたっぷりたまっているのをジャバジャバ捨てるのも嬉しい。
「おまえ、こんなに頑張ってくれたんだな」
と嬉しくなる。

今の俺にとって、家事を手伝ってくれるロボット掃除機と除湿機は、相棒である。